今日驚いた事。
アルプス電気ってアルパインを買収(統合とは言っていますがこの表現で良いでしょう)していたのですね。
最初聞いた時は『アルプス電気とアルパイン、どっちなんだよ!』と思いました。
公式サイトはアルプスアルパインの
単独だけはなく
アルプス電気と
アルパインで個別にあります。
その上、アルパインに関しては公式サイトがなぜか
もう一つありました。
ここまで来ると何が何だかさっぱり分かりません。
アルパインは良い製品を造る企業だと思っていました。
それでも単独では生き残れない所を見るとやはりカーナビやカーオーディオの業界は厳しいです。
買収したアルプス電気側も決して好調な状態ではありませんし。
自動車業界はパイが大きいですが競争も激しい。
自分もその中で働いているので常にそれを感じています。
個人的には『アルプス電気』と『アルパイン』という慣れ親しんだ名前が無くなった事が一番ショックでした。
アルパインはアルプス電気とモトローラの合弁会社でしたので元の鞘に収まったとも言えます。
それだけにお互いの社名を残しているのが中途半端に感じました。
どうせなら覚悟を決めて両社のブランドを捨て全く新しい商号にすれば良かったのに、と思います。
お互いの社名を残した合併・買収を見ると、統合し続けた結果長い商号になった
『損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険』株式会社を思い出します。
さすがに企業側もこれはまずいと思ったのか、今年の10月頭に
『SOMPOひまわり生命保険』株式会社へ商号を変更するようです(
公式サイトのPDFから引用)。
短くなるのは結構ですが、冷静に考えると『日本興亜』という単語が消えただけに見えます。
こういう所から旧日本興亜社員の社内的立場がよく分かりますね(汗)。