プロジェクトTよ永遠に(番外編7)
- 2025/03/09 21:44
- カテゴリー:国会図書館
遅くなりましたが先週の記事の続きです。
マリア様がみてるの同人画集の他にこちらの資料もお送りしました。

・Tokimeki Memorial 4 Characters Impression
・Colorful Pieces Of Game 2 ときめきメモリアルの時代 20周年記念版
・25th anniversary ときめきメモリアル総集編 TOKIMEMO COLLECTION
・ときめきメモリアル30周年記念本 萌えの誕生 プレビュー版
・ときめきメモリアル30周年記念 萌えの歴史
・30th anniversary TOKIMEKIMEMORIAL FANBOOK ときめきメモリアル30周年記念合同誌
・ときめきメモリアル エモーショナルCALL BOOK
成年向け作品である『詩織』シリーズでおなじみのHIGH RISK REVOLUTION(あいざわひろし氏、岩崎啓眞氏)が
頒布したときめきメモリアルの画集及び評論本(25周年の総集編のみ成年向け)。
そして昨年開催された30周年のイベントで頒布された非公式のコール本です。
30周年記念合同誌には、咲-Saki-の同人誌でおなじみのオダワラハコネ氏(VISTA)もイラストを寄稿されています。
これらの資料は全てファンによる同人誌で公式作品ではありません。
しかし描かれている内容が非常に濃く、このまま埋もれてしまうには惜しいと判断したため国会図書館へ寄贈しました。
ただ、今回のサークルのときメモの画集や評論は今回の作品が全てではなく、
私が把握できていない同人誌が他にもあると思います。
同様の作品の存在に気が付いた際は都度寄贈するようにします。
なお、こちらのサークルではときメモ関係以外にもゲームに関する評論本を数多く頒布されています。
諸々の事情があるとは思いますが、可能であれば自ら進んで納本頂けるとありがたいのですが…

前述の30周年のイベントで販売された公式のパンフレットです。
エビテンで購入しましたが、私が注文してから約1週間後、
昨年大騒動となったKADOKAWA関係のサイトのサーバーダウンが発生しました。
当然エビテンも全く利用できない状態になりましたので、今考えると本当に運が良かったです。
サーバーダウン前に注文して代金を支払ったこの商品も無事に届きましたし。
こういう事態が発生するので、やはり欲しいと思った品については早めに決断した方が良いと実感しました。
\2,750(+送料)の品ですが、あくまでパンフレットで特筆すべき内容はありません。
フルカラーとはいえ全32ページで、\2,000で48ページだったFFの別れの物語展のパンフレットより薄いです。
イベントの記念品として購入するのはありでしょう。
ですが参加しなかった方が読んで楽しめるかというと少し首を傾げてしまいます。
マリみての同人画集もそうですが、今回は資料として価値のある作品が多くなりました。
必要になる方がいらっしゃるかは分かりませんが、どなたかのお役に立てれば幸いです。
それでは、本当の意味で今年最初となる寄贈品を国会図書館に発送しましょう。

最近は受け入れの作業現場が多忙になっていますが、あとは登録されるのを待つのみ。
余談ですが、ときメモファンの方には周知の情報ではありますが、今年の5/8(木)に初代のリマスター版が発売されます。

※ときめきメモリアル 30周年 公式の2025年2月3日のツイートより引用
リマスターですのであくまで少し要素を加えただけです。
リメイクではないので、期待されていたファンの中にはガッカリされた方がいらっしゃるかもしれません。
とはいえ、30年前の作品がこのような形で発売されること自体がそもそも凄いです。
ToHeartのリメイクといい、最近はかつてブームを巻き起こしたギャルゲーで動きが活発ですね。
国会図書館への寄贈についてはどうしましょう。
当初は「コナミさんならゲームソフトを自ら納本してくれるだろう」と思っていました。
ですが、NDL SEARCHで『出版者名:コナミデジタルエンタテインメント』で検索しましたが、
最近はゲームの登録がなされていません。
直近の作品は2018年のPS4のANUBISでした。
2012年まではしっかり納本されていたようですが何かあったのでしょうか。
きっと今回のリマスター版初代ときメモも納本されないでしょう。
私がデラックス版を購入して寄贈しますか?
しかし、コナミさん自身の納本が滞っているのはあまり宜しくない状況です。
国会図書館を通じて納本させるように発破をかけた方が良いのかもしれません。
かつては積極的に納本していましたし、仮に再開しても会社として負担になるほどではないと思うので。
ちなみにリマスター版の発表にあたりキャラクターソングCD BOXも発売されます。

※ときめきメモリアル 30周年 公式の2025年2月3日のツイートより引用
こちらは寄贈用として既にアクリルスタンド&クリアファイルセットを予約しました。
ゴシックは魔法乙女のタペストリーのように登録不可になるかもしれませんが、可能な限り豪華版を送った方が良いので。
作業現場の方々にはご迷惑をお掛けするかもしれませんが(汗)。
遂に7回目となってしまったプロジェクトTの番外編。
前回は「今度こそ本当に完結…するのでしょうか(汗)」と書きましたが、予想通り完結しませんでした(爆)。
作品を寄贈したいサークルが現れましたし、もうこの企画が終わることはなさそうです。
それはともかく価値がある資料を多数発送した今回の寄贈活動。
今年もこの調子で頑張っていきましょう。
■2025年9月22日追記
ご報告が非常に遅くなってしまい大変申し訳ございません。
この回の寄贈品についてのお礼状は6月に届きました。

2月末に発送してから3ヶ月強、長かったです。
近年でここまで到着に時間がかかったのは久しぶりです。
一時は向こうで資料を紛失してしまったのかと心配してしまいました。
このお礼状が届く直前(6月初旬)には資料が到着しているかどうかを国会図書館へ確認を入れたくらいでしたし。
なお、連絡をした際に向こうの職員の方から作業が遅れている理由について説明がありました。
その話によると、
>現在、同人誌系の寄贈が非常に多くなっており、迅速な処理が難しい状況である
>そのため、通常よりも受理までに日数が多く必要になっている
とのことでした。
ここ数年で私のように同人誌を寄贈される方が増加しているのでしょうか。
(私が同人誌を寄贈し始めたのはここ最近ですが)
X(Twitter)を眺めているとそうした雰囲気を肌で感じますし。
国会図書館への寄贈の意識が高まったのは嬉しいですが少し複雑です。
今回寄贈した17作品については既にNDL SEARCHに登録されています。
ただ、マリア様がみてる デスクトップアクセサリーだけは他の資料より登録が遅れていました。
理由は不明ですが、今回寄贈した資料ではこれだけ電子資料だったのが影響しているのかもしれません。
余談ですが、この資料のNDL SEARCHでのタイトル名はLa vierge Marie vous regarde desk top accessory。
どうやら表紙に記載されている名称を採用されたようです。
トールケースのジャケット裏面と背ラベルには『デスクトップアクセサリー』とカタカナで記載されているのですけどね…
以前に職員の方からお聞きしたルールでは表紙よりも背の記載が優先されるはずなのですが、謎です。
ちなみに、山百合喫茶 2022の付属品として発送したバッチ2個とおくすり手帳、巾着袋は全て受け入れを拒絶され、
こちらの着払いで返送されました。
この同人誌の内容はほぼ付属品の紹介です。
本体だけ登録されても片手落ちになりますが…仕方ありません。
次回からは発送する付属品も選定する必要があるでしょう。
しかし、基準が不明確である以上は拒絶される前提で一緒に送った方がいいのかもしれません。
とはいえタペストリーや今回の巾着袋のように向こうで扱いに困りそうなものは発送を控えます。
クリアファイルやアクリルスタンドなども厳しいのではないでしょうか。
資料と完全に分けられている付属品についてはどうするか少し考えます。
電子資料などのパッケージの中に付属されている形でしたら全て登録対象になるのかもしれませんね。
マリア様がみてるの同人画集の他にこちらの資料もお送りしました。


・Tokimeki Memorial 4 Characters Impression
・Colorful Pieces Of Game 2 ときめきメモリアルの時代 20周年記念版
・25th anniversary ときめきメモリアル総集編 TOKIMEMO COLLECTION
・ときめきメモリアル30周年記念本 萌えの誕生 プレビュー版
・ときめきメモリアル30周年記念 萌えの歴史
・30th anniversary TOKIMEKIMEMORIAL FANBOOK ときめきメモリアル30周年記念合同誌
・ときめきメモリアル エモーショナルCALL BOOK
成年向け作品である『詩織』シリーズでおなじみのHIGH RISK REVOLUTION(あいざわひろし氏、岩崎啓眞氏)が
頒布したときめきメモリアルの画集及び評論本(25周年の総集編のみ成年向け)。
そして昨年開催された30周年のイベントで頒布された非公式のコール本です。
30周年記念合同誌には、咲-Saki-の同人誌でおなじみのオダワラハコネ氏(VISTA)もイラストを寄稿されています。
これらの資料は全てファンによる同人誌で公式作品ではありません。
しかし描かれている内容が非常に濃く、このまま埋もれてしまうには惜しいと判断したため国会図書館へ寄贈しました。
ただ、今回のサークルのときメモの画集や評論は今回の作品が全てではなく、
私が把握できていない同人誌が他にもあると思います。
同様の作品の存在に気が付いた際は都度寄贈するようにします。
なお、こちらのサークルではときメモ関係以外にもゲームに関する評論本を数多く頒布されています。
諸々の事情があるとは思いますが、可能であれば自ら進んで納本頂けるとありがたいのですが…


前述の30周年のイベントで販売された公式のパンフレットです。
エビテンで購入しましたが、私が注文してから約1週間後、
昨年大騒動となったKADOKAWA関係のサイトのサーバーダウンが発生しました。
当然エビテンも全く利用できない状態になりましたので、今考えると本当に運が良かったです。
サーバーダウン前に注文して代金を支払ったこの商品も無事に届きましたし。
こういう事態が発生するので、やはり欲しいと思った品については早めに決断した方が良いと実感しました。
\2,750(+送料)の品ですが、あくまでパンフレットで特筆すべき内容はありません。
フルカラーとはいえ全32ページで、\2,000で48ページだったFFの別れの物語展のパンフレットより薄いです。
イベントの記念品として購入するのはありでしょう。
ですが参加しなかった方が読んで楽しめるかというと少し首を傾げてしまいます。
マリみての同人画集もそうですが、今回は資料として価値のある作品が多くなりました。
必要になる方がいらっしゃるかは分かりませんが、どなたかのお役に立てれば幸いです。
それでは、本当の意味で今年最初となる寄贈品を国会図書館に発送しましょう。

最近は受け入れの作業現場が多忙になっていますが、あとは登録されるのを待つのみ。
余談ですが、ときメモファンの方には周知の情報ではありますが、今年の5/8(木)に初代のリマスター版が発売されます。

※ときめきメモリアル 30周年 公式の2025年2月3日のツイートより引用
リマスターですのであくまで少し要素を加えただけです。
リメイクではないので、期待されていたファンの中にはガッカリされた方がいらっしゃるかもしれません。
とはいえ、30年前の作品がこのような形で発売されること自体がそもそも凄いです。
ToHeartのリメイクといい、最近はかつてブームを巻き起こしたギャルゲーで動きが活発ですね。
国会図書館への寄贈についてはどうしましょう。
当初は「コナミさんならゲームソフトを自ら納本してくれるだろう」と思っていました。
ですが、NDL SEARCHで『出版者名:コナミデジタルエンタテインメント』で検索しましたが、
最近はゲームの登録がなされていません。
直近の作品は2018年のPS4のANUBISでした。
2012年まではしっかり納本されていたようですが何かあったのでしょうか。
きっと今回のリマスター版初代ときメモも納本されないでしょう。
私がデラックス版を購入して寄贈しますか?
しかし、コナミさん自身の納本が滞っているのはあまり宜しくない状況です。
国会図書館を通じて納本させるように発破をかけた方が良いのかもしれません。
かつては積極的に納本していましたし、仮に再開しても会社として負担になるほどではないと思うので。
ちなみにリマスター版の発表にあたりキャラクターソングCD BOXも発売されます。

※ときめきメモリアル 30周年 公式の2025年2月3日のツイートより引用
こちらは寄贈用として既にアクリルスタンド&クリアファイルセットを予約しました。
ゴシックは魔法乙女のタペストリーのように登録不可になるかもしれませんが、可能な限り豪華版を送った方が良いので。
作業現場の方々にはご迷惑をお掛けするかもしれませんが(汗)。
遂に7回目となってしまったプロジェクトTの番外編。
前回は「今度こそ本当に完結…するのでしょうか(汗)」と書きましたが、予想通り完結しませんでした(爆)。
作品を寄贈したいサークルが現れましたし、もうこの企画が終わることはなさそうです。
それはともかく価値がある資料を多数発送した今回の寄贈活動。
今年もこの調子で頑張っていきましょう。
■2025年9月22日追記
ご報告が非常に遅くなってしまい大変申し訳ございません。
この回の寄贈品についてのお礼状は6月に届きました。

2月末に発送してから3ヶ月強、長かったです。
近年でここまで到着に時間がかかったのは久しぶりです。
一時は向こうで資料を紛失してしまったのかと心配してしまいました。
このお礼状が届く直前(6月初旬)には資料が到着しているかどうかを国会図書館へ確認を入れたくらいでしたし。
なお、連絡をした際に向こうの職員の方から作業が遅れている理由について説明がありました。
その話によると、
>現在、同人誌系の寄贈が非常に多くなっており、迅速な処理が難しい状況である
>そのため、通常よりも受理までに日数が多く必要になっている
とのことでした。
ここ数年で私のように同人誌を寄贈される方が増加しているのでしょうか。
(私が同人誌を寄贈し始めたのはここ最近ですが)
X(Twitter)を眺めているとそうした雰囲気を肌で感じますし。
国会図書館への寄贈の意識が高まったのは嬉しいですが少し複雑です。
今回寄贈した17作品については既にNDL SEARCHに登録されています。
ただ、マリア様がみてる デスクトップアクセサリーだけは他の資料より登録が遅れていました。
理由は不明ですが、今回寄贈した資料ではこれだけ電子資料だったのが影響しているのかもしれません。
余談ですが、この資料のNDL SEARCHでのタイトル名はLa vierge Marie vous regarde desk top accessory。
どうやら表紙に記載されている名称を採用されたようです。
トールケースのジャケット裏面と背ラベルには『デスクトップアクセサリー』とカタカナで記載されているのですけどね…
以前に職員の方からお聞きしたルールでは表紙よりも背の記載が優先されるはずなのですが、謎です。
ちなみに、山百合喫茶 2022の付属品として発送したバッチ2個とおくすり手帳、巾着袋は全て受け入れを拒絶され、
こちらの着払いで返送されました。
この同人誌の内容はほぼ付属品の紹介です。
本体だけ登録されても片手落ちになりますが…仕方ありません。
次回からは発送する付属品も選定する必要があるでしょう。
しかし、基準が不明確である以上は拒絶される前提で一緒に送った方がいいのかもしれません。
とはいえタペストリーや今回の巾着袋のように向こうで扱いに困りそうなものは発送を控えます。
クリアファイルやアクリルスタンドなども厳しいのではないでしょうか。
資料と完全に分けられている付属品についてはどうするか少し考えます。
電子資料などのパッケージの中に付属されている形でしたら全て登録対象になるのかもしれませんね。
月末金曜日
変わらず盛況に活動なさっているようで何よりです。
私も図書館の体制が整い次第、向こうから次の100個を送るよう連絡がある手筈になっており、前回送った分は全てNDLOに反映されている筈なんですが、まだ来ないんでヤキモキしてます。
といってもこちらも最近忙しいんで4月になっても構わないんですが。
>直近の作品は2018年のPS4のANUBISでした。
MARSも新・王様物語ベスト版も私が入れたんで、KONAMIは正しく2012年頃から納本していないようです。
KONAMIに限らず、任天堂とか角川ゲームスとかも最近納本していない様子なんですよね。なんででしょう。
SONYも似たような感じだったのが最近入れてくれたんで他のメーカーのタイトルもまたそのうち入るかもしれませんが。
国会図書館に関するQ&Aの記事で個人からの要望があれば督促してくれるとありましたが、今もやってくれるんでしょうか。
メーカーが自分から納めてくれるのならそれに越したことは無いので。