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新しくないスマホへ機種変、そして遭遇した出来事

  • 2023/05/02 22:00
  • カテゴリー:その他
3年前から使用しているSH-04Hの動作が最近になって怪しくなってきました。
全体的に動きが重く、ブラウザを開いてネットサーフィンをするだけでもフリーズが頻発してしまいます。
少し前までは「ゲームをしなければこの機種のスペックでも十分」と思っていました。
しかし、普段使いの用途でこれではストレスが溜まって仕方ありません。



という訳で、今回もまたdocomoのケータイ補償サービスを利用して
スマートフォンの機種変(なのでしょうか?)をする事に決定。
途中でパソコンのブラウザから手続きができなくなり、電話で説明する事態に陥りましたが
何とか交換機種の手配が完了しました。

ちなみに、窓口の方に交換理由について話しましたが、
今回は『フリーズが頻発する』という内容で受け付けてもらいました。
『バッテリーの寿命が残りわずか』という事も同時に伝えましたが、この理由ですと交換は不可との事です。
次回交換する機会がある場合は気を付けましょう。
(次回があるかどうかは分かりませんが…)


手配翌日、指定した時間通りに交換機種が届きました。



本来は緊急対応のサービスだけに対応が早いですね。
早速箱を開けましょう。

 

届いたのはAQUOS R3 SH-04L
色は最初に購入したAQUOS ZETA SH-03Gと同じ赤(Luxury Red)を選びました。
前機種の緑も悪くありませんでしたが私としてはやはり赤が好きです。


到着してすぐに直面した問題。

「どこにSIMカードを入れればいいのか分からない」

こういう時は落ち着いて添付されていたクイックスタートガイドを読みましょう。
なになに、SIM取り出しツールの先端を取り出し用の穴に差し込む?

「おいおい、そんなもの付属品に無かったのだが」

前機種であるSH-04Hではそのようなものは必要なく、手で問題なく開けられました。
サービスの意図からすると、この制度を利用する上では取り出しツールを持っている事が前提なのでしょう。
私のように機種変のために使われるのは本来の使い方ではありません。

そうはいってもこのままでは話が進みません。
「また窓口へ連絡しなければいけないのか」と思いながら検索をかけていると、
docomo公式サイトのサポートページが引っ掛かる。
そのページによると取り出しピン(ツール)を紛失した場合は市販のペーパークリップでも代用できるようです。

ページの図に従い家にあったクリップを曲げ、スタートガイドの指示通りに
取り出し用の穴に針金となったクリップを挿し込みます。
この方法ですと針金が細いためなのか力を入れないとトレーが出てきません。
少し気を付けましょう。

そうして約2~3秒ほど穴の奥に押し込んでいると『パカッ』という音と共にトレーが出てきました。
後はスタートガイドに記載されているように、SIMカードを下向きにしてトレーへ取り付けそのまま本体に戻します。
(トレーを取り出すと自動的に本体が再起動されます)

これでSH-04Lが使用できるようになりました。
ちなみに、このトレーはmicroSDカードを入れるためにも必要になります。
SIMカードはともかくmicroSDカードを挿入するたびに本体が再起動してしまうのは意外と不便ですね。
堅牢性を考えるとこのような構造になるのは仕方ないのかもしれませんが。


ここからはSH-04Lの仕様について触れていきましょう。
さすがにSH-04Hから3年後の機種だけに全体的にスペックが上がっています。
CPUの性能はこちらのサイトを参考にすると約3.3倍になりました。
(Snapdragon 820[Qualcomm MSM8996]→Snapdragon 855)
また、内蔵RAMは2倍、内蔵ROMも4倍にグレードアップ。
Androidのバージョンも8.0から11に上がり、解像度に至ってはFull HD(1080×1920)から
Quad HD+(1440×3120)と大幅に向上しました。
アプリケーションもキビキビ動くようになりましたし言うことなしです。

ただ、受信速度(PREMIUM 4G)は上がっておらず、
カタログスペックだけで比較するとむしろ下がっています。
その上、今回の機種も5Gに未対応です。
3年前に「1~2年過ぎればきっと5Gの技術も枯れているでしょう」と書いていましたが、
残念ながらこの機種では間に合いませんでした。
(5G対応のAQUOSはR5Gシリーズから)
さすがに次回の機種は5G対応品でしょうからそれまでは我慢です。

そして、DisplayPortに対応していないためUSB Type-Cケーブルを使用して
HDMI出力ができないのも欠点です。
出力先がmiracastに対応していれば可能ですがケーブルを使用した場合と比べると敷居が高いと思います。
画面出力の機会はそんなにありませんが少し不便ですね。


多少不満もありますが、個人的には納得いく性能の機種に交換できて満足々々。
ですが、実は当初、SH-04Lは交換品の選択肢に含まれていませんでした。




手続き開始直後に提示された機種はarrows Be4 Plus F-41BGalaxy A21 SC-42A
AQUOS sense3 SH-02Mの3機種です。


最初は一番新しいF-41Bにしようとしましたが、解像度がHD+(720×1480)と
SH-04H(Full HD[1080×1920])から性能が下がってしまう事が判明。
また、この機種自体が元々それほど良い性能とは言えないarrows Be4シリーズの廉価版で、
ドコモショップでの定価はなんと\21,780。
SH-04Hが8万円強の機種ですからさすがにそこまで金額が下がる機種に替えたくはありませんでした。

それならばSH-42Aはどうか、と思いましたがこちらも解像度がHD+(720×1560)。
AndroidのバージョンもF-41Bから下がってしまいますしなおのこと選択肢には入りません。
定価もSC-42Aと大体同じ2万強ですし。

となると残る選択肢はSH-02Mだけになります。
解像度もFull HD+(1080×2160)ですし他のスペックもSH-04Hより上がっています。
ただし定価は発売当時で3万円強。
\7,500(WEB割込み)を払って交換するのは微妙な性能です。


「これなら適当な中古端末を買った方がマシだなあ。どうしよう」

と悩んでいると、ネット上でこんな書き込みを目にする。

「選択肢の機種に納得がいかない場合、これらの機種に現行機種に付いている機能が無い事を指摘すると
 他の機種を提案してくれる時がある」

この情報を知った後、もう一度性能を比較しました。
すると3機種ともSH-04Hにあったワンセグの機能がないではありませんか。
使わない機能とはいえ変更機種で今まで使えていたものがなくなってしまうのは宜しくありません。
また、カメラ(静止画)の画素数も約2260万画素から下がっています。

すぐさま窓口へ電話し、上記について説明してSH-04Hに近いものがないか交渉してみました。
すると担当の方もこうした対応に慣れているのか、すぐに合致している機種がないか探して頂く事に。
数分の物色の末、提案して頂いたのが今回のSH-04Lという訳です。
一度電話を切り、性能を確認してからこの機種でお願いしますと正式に伝えました。

最初は電話だけの特別品でWEB割が適応外になるという条件でした。
しかし、この機種にお願いした際、口頭による申し込みにもかかわらず特別にWEB割を適応して頂きました。
docomoの担当の方、この度は本当にありがとうございました。

仕様表に記載されているようにSH-04Lにはワンセグ機能が付いています。
ただ、静止画カメラの画素数は約2260万画素から約1220万画素に下がってしまいました。
担当の方の話によると、この機種のグレードでは全体的に静止画の画素数が減っているとの事でした。
残念ですがこればかりは仕方ありません。
外出先で撮影する時はFZ-85を使いましょう。
大きくて持っていくのが大変ですが。

なお、2021年以降のスマートフォンにはワンセグ機能はありません。
そのため、これを交渉材料として使うのは恐らく今回が最後でしょう。
もし次回がある場合は別の仕様を用いて交渉をする必要があります。


閑話休題、2枚目と3枚目の写真からも分かる通り、今回も前回と同様おまけとして
保護カバーが付属されていました。



背面のカメラレンズまでしっかり考慮されたデザインの保護カバー、大切に使わせて頂きます。
といっても、前機種の時はわずか1年程度で変色してしまいました。
質はそれほど良いものではないと思います。
今回は劣化が見られたら新しいものに交換した方がいいかもしれません。

ひとまず保護カバーはこれを使えば大丈夫でしょう。
問題はタッチパネルに付ける保護フィルム(保護ガラス)です。
古い機種であるためか、ヨドバシ.comではこの機種に対応するものがほとんどありません。
前回同様Amazonで探しました。
あまりAmazonは使いたくありませんが他に扱っている販売店がないですから仕方ありません。


色々悩んだ結果、今回選んだのはこちらです。

 

封筒の裏面には『OVER's』というメーカーのロゴが印刷されています。
購入者に向けて色々書かれており他のメーカーとは一線を画している印象を受けます。
少し胡散臭い気もしますが自社の製品に自信があるのでしょう、恐らく。

とはいえこれだけでは何を購入したのか分かりません。
早速封筒を開ける事にしましょう。

 

購入したのはOVER'sの10H ガラスザムライ(ブルーライトカット)です。
Amazonアウトレットから購入し、お値段は\1,012でした(送料別)。
正直、Amazonで検索をかけると数多くの種類の商品が出てきてどれにしようか非常に迷いました。

その中で、この保護ガラスを選んだ決め手となったのは、ブルーライトカットでありながらも
画面の色合いがそれほど変わらないという点でした。
機能上仕方ないのですが、ブルーライトカット付きのフィルムですと
どうしても少し色合いが変わってしまいます。
できれば保護フィルムや保護ガラスは透明度が高いものを使いたいと思っていただけに、
Amazonでこの商品の紹介画像を見た時は「これだ!」と思いました。
公式サイトの説明ページでも「違和感の少ないレベルで調整してある」と紹介しているので相当自信があるのでしょう。

また、らくらくクリップでの貼りやすさも魅力に感じました。
不器用な私にとってこうした補助器具があるのは非常に助かります。
冊子にも記載されていますが、貼りつけ作業例の動画も数多くアップロードされているので
これなら自分でも大丈夫だろうと踏みました。


注文してから4日後に保護ガラスが到着。
ですが、ここで思わぬ事態が発生しました。

7枚目の写真にある左上の冊子に記載されていますが、Amazonアウトレットから購入した場合は
365日保証の対象外となってしまいます。
私はてっきりAmazonアウトレットでしたら保証を受けられると思っていました。
通常品と比べて約\180安かったですがこれは結構痛いです。

その冊子に

『他店から購入されている場合は、出来るだけ早く下記(のメールアドレス)までご相談ください』

と記載されていたので、念のためメーカーの今回の件を報告しました。
もしかしたら保証対象にしてくれるという淡い期待と共に。

しかし、現実はそう甘くはなくやはり保証対象外という説明を受けました。
カスタマーサポートの方の話によると

「Amazonにはアウトレットによる販売をやめてほしいと伝えているが、
 なかなか止めてもらえずこうした事例が出てきてしまう」

という事です。
目先の安さに釣られたN党K.Fさん、お疲れ様です(笑)。
こりゃあ絶対にスマートフォンへの貼りつけは失敗できないですねえ。
成功後もガラスを割らないように大切に使っていきましょう。


余談ですが最近はAmazonからの発送が数年前より遅くなっているような気がします。
この前マーケットプレイスで未開封のゲーム(Amazon発送品)を購入した時は
発送まで2週間強かかりましたし。
しかも割れ物でありながらエアキャップなどの梱包が全くなされていませんでした。

これ以外にもサントラを数点購入しましたが、その時もやはり中がギザギザの封筒に
むき出しのまま入っていました。
一時期は過剰包装が問題になっていたとはいえ、何もここまで極端にしなくてもと思います。

一番良いのはAmazon経由でCD類を購入しない事でしょう。
ただ、ここでしか売っていないものもあるためそうはいきません。
購入する時はケースやCDにヒビや割れが発生しないか祈るのみです。
雑な梱包で有名な駿河屋より酷いですね、本当に。


しょっぱなから心が折られましたが凹んでばかりもいられません。
保護ガラスを装着するため商品を開けました。



中には保護ガラスとクリーナーセット一式が入っています。
保護ガラスの袋にも貼りつけ例の動画へのQRコードが入っている所から、
「絶対にこれを見ながらやってほしい」というメーカーの意志が伝わります。

メーカーの忠告に従い、私も事前にこちらこちらの動画を確認。
大まかな流れを把握してから保護ガラスの袋を開封しました。
SH-04Lに貼られていたビニールフィルムを剥がしいよいよ作業開始です!


まずはアルコールパッドでタッチパネル面をひたすら拭きます。
その後にクロスでアルコールパッドの水分を拭き取り、埃取りシールで小さな埃を取っていく。
作業を行う部屋は埃だらけですのであまり時間をかけないようにします。
直前までビニールフィルムを付けていたおかげかスムーズに作業が進みました。

続いてはらくらくクリップにスマートフォンを固定させガラスの位置を調整。
微調整が難しく時間がかかりましたが最終的には少しのズレは妥協する事にしました。
あまり神経質になっても仕方ないと感じたので。
なお、今回はSH-04Hの時に話題となった『フィルムの幅が数ミリメートル足りない』
という不具合はありませんでした。
鴻海(フォックスコン)の子会社になりましたし、さすがにこの時の反省は生かされたようです。
良かった良かった。

そして、らくらくクリップのアームにガラスを貼りつけ、最後に位置の微調整や埃の除去を行います。
これで全ての用意は整いました。
後はスマートフォンのタッチパネル面に保護ガラスを貼りつけるだけです。
覚悟を決めてアームを降ろしました。
えいやっと!







ああ、土壇場で緊張感に負けてしまいました。
アームの降ろし方が悪かったのかガラスの上側が少しずれてしまいました。
本当に少しだけだったのが幸いですが、ここまで準備万端にしてミスが発生してしまったのは悔しいです。

それでも、懸念していた気泡の除去は上手くいきました。
目立つ埃の付着もありませんでしたし私にしては上手くいったのではないでしょうか。



紆余曲折ありましたが、ようやくこれで本当の意味での機種変が終わりました。
貼りつけた後のSH-04Lはこんな感じです。



うん、大丈夫。
上手くいきましたよ、これは。


この機種を使い始めてから1ヶ月程度しか経っていないため、まだまだ分からない事だらけです。
間違いなく使いやすくはなりましたが解像度の高さなどで若干戸惑う時もあります。
いつまで使えるか分かりませんが少しでも長く使っていきたいです。

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