アイ・オー・データ製液晶モニタ LCD-RDT241XPBの感想
購入して半年近くが経過しましたので、そろそろ液晶モニター LCD-RDT241XPBの感想を書きたいと思います。
って、書くのをサボっていただけなのですが(汗)。
購入後、事前に購入したモニターアームが使用できなかったため、
新しい物を購入して使用している事も書きます(ピボット用途)。
購入したスタンドは、アイ・オー・データ製モニターのオプション品、DA-STAND1。
金額はNTT-X Storeで\4,482でした。
正直、見た目も結構安っぽいため、他に選択肢があれば他メーカーの物を使用したかったです。
価格もエルゴトロンの物(大西ジム:\6,999)と比較して2/3程度とそこまで差があるわけではありません。
ただ、このモニターの重量に対応したピボット可能なスタンドがこれしか見当たりませんでした。
とはいえ一番大切なのは機能性や耐久性ですので気にしても仕方ないとは思いますが。
取り付けはこんな感じで行いました。
仮で取り付けていたW240D用のスタンドを外し交換します。
特に難しい所はありませんが、注意するとしたらモニターの表示面を傷つけないように
何かを敷きながら作業をする事でしょうか。
これで組み立ては終了です。
ただ、この状態ですと、回転が右回転(時計回り)になってしまいます。
移植物の縦シューでは左回転(反時計回り)の縦画面しか対応していない物も多くこれは致命的です。
W240Dの時と同じように右回転に対応させるようにしましょう。
全く同じ方法で対応させる事ができます。
通常ピボットは右回りの縦画面にしかできないが、
画面を縦にした状態でモニターを布団の上などに寝かせてネジを外し、
モニターを横向きに付け直せば回転機構が逆転して左回りの縦画面にできる。
これで回転方向が固定されている縦画面STGで遊ぶときも安心。
[W241DG,240Dのwikiから抜粋]
という訳で垂直状態で取り外し水平状態に取り付けます。
取り外しましたら、スタンドの取り付け部の状態を確認しましょう。
取扱説明書にも記載がありますが、下の写真の状態で取り付ければ左回転が可能になります。
後はこの状態で取り付けるだけです。
注意すべき点としては、モニターの取り付け部がすっぽりモニターに収まる形ではないので、
キチンと水平になる事を気を付けながら取り付ける程度でしょうか。
これで作業は終了です。
今度はPC以外の物に接続してみる事にしましょう。
まずはD端子にGCを接続します。
前回も斑鳩の写真を掲載しましたが、あの時はSteam版でした。
画質は元々がSD画質ですので、W240DからLCD-RDT241XPBに変わったからといって特別綺麗になるわけではありません。
逆に、W240Dと比較すると標準時の応答速度(GTG)は悪くなってしまいます(4ms ⇒ 14ms)。
それでも残像で問題なる事はありませんでしたので(上の右側の写真はぶれていますが)、
ゲーム中はオーバードライブ機能が働いているのでしょう、たぶん。
遅延に関しては、最近斑鳩をやっていないので分かりませんが、
スルーモードにすれば極限まで突き詰める方以外でしたら問題ないのではないかと思います。
次にXBOX360をHDMI端子に繋げてみます。
当たり前ですが、SD画質のGC版と比較すると遥かに綺麗です。
上位機種のモニターはこれ以上に綺麗だと思いますが、
HD画質だけを求めるのでしたらこの機種を選ぶ理由は無い訳で。
多機能モニターとしてはなかなかだと思います。
なお、D端子の場合もそうですが、モニターのスピーカーは悲しくなるくらいしょぼいスペックですので、
外付けのスピーカーは必ず用意するようにしましょう。
後、目立ちませんがPinP(Picture in Picture)機能も何気に便利です。
下の写真のように攻略サイトを見ながらゲームをプレーする事ができます。
実際にプレーしたのはWiiのVCの真・女神転生II。
第三避難所さんのサイトにはお世話になりました。
昔プレーした記憶もありましたが20日程度でクリアできました。
3Dダンジョンは苦手ですが、上記のサイトのマップを見ながらプレーしましたので効率よく進められました。
余談ですが、今回プレーしたのは高校生時代に未クリアだったロウルート。
ラスボスは、運良く神獣アヌビスが一撃死の魔の手から逃れられ、
天罰(最大HPの12%のダメージを与える)を3回ぶっ放す事ができました。
まあ、その代わり邪神ナラギリ(ラクンダ:防御力低下魔法、持ち)が、
『一撃死 ⇒ 復活 ⇒ 一撃死・・・』のループにはまり活躍できなかった訳ですが(笑)。
ただ、PinP機能を使用していると内部遅延時間(フレーム数)が上がります。
RPGやシミュレーションでしたら何も問題ないと思いますが、アクションやシューティングの場合は避けた方が無難でしょう。
また、PinPが使えるのは、下位端子(D-Sub,D端子)と上位端子(MHL/HDMI1,HDMI2)の組み合わせに限られています。
下位端子同士、上位端子同士でPinP機能を使用する事はできないので注意しましょう。
そして、肝心のPCの使用時ですが・・・特に今の所は問題はありません。
画素数がWUXGA(1920×1200)からFHD(1920×1080)になり、最初は縦の画素数が120少なくなった事に不満でした。
しかし、慣れとは恐ろしいもので、使っているとそれが不満になるような事はありません。
画質や動作も、メニューから静止画モードと動画(ゲーム)モードに切り替えられるので、
必要に応じて使い分けられます。
消費電力や重量、サイズなどはW240Dの時代と比較すると遥かに進化していますし、
画質も綺麗になったので買い替えて良かったです。
本音を言えば、27インチでWQHD、コンポーネント端子が付いている2770MD(2770MD-P)
が欲しかったのですが少し遅かったです・・・
D端子(コンポーネント端子)が必要な方はこれとLCD-RDT271XPBが最新の機種ですが、
価格.comなどを見ても既に品薄の状態なのですよね。
後継機種のLCD-RDT242XPB(272XPB)ではD端子が削除されていますし。
必要な方はお早めにどうぞ。
■おまけ
LCD-RDT241XPBに標準についているリモコンです。
このリモコンから電源のオン・オフ、メニュー画面の呼び出し・設定を行います。
モニター本体のタッチパネルからも設定できますが、非常にやりづらいので普通はリモコンから行う事になります。
ただ、このリモコン、お世辞にも使い勝手が良いとは言えません。
作りが安っぽいのもそうですが、一番の問題はレスポンスが悪い事。
正直、一番使用する電源のオン・オフに関しては本体のタッチパネルを押した方が正確だと思います。
でも、このリモコンが無いとほとんど何もできないのは事実な訳で。
最近では、高級機種でもEIZOのFORIS FS2735やASUSのPG279Qのようにリモコンが無い機種もありますから、
あるだけマシなのかもしれません。
って、書くのをサボっていただけなのですが(汗)。
購入後、事前に購入したモニターアームが使用できなかったため、
新しい物を購入して使用している事も書きます(ピボット用途)。
購入したスタンドは、アイ・オー・データ製モニターのオプション品、DA-STAND1。
金額はNTT-X Storeで\4,482でした。
正直、見た目も結構安っぽいため、他に選択肢があれば他メーカーの物を使用したかったです。
価格もエルゴトロンの物(大西ジム:\6,999)と比較して2/3程度とそこまで差があるわけではありません。
ただ、このモニターの重量に対応したピボット可能なスタンドがこれしか見当たりませんでした。
とはいえ一番大切なのは機能性や耐久性ですので気にしても仕方ないとは思いますが。
取り付けはこんな感じで行いました。
仮で取り付けていたW240D用のスタンドを外し交換します。
特に難しい所はありませんが、注意するとしたらモニターの表示面を傷つけないように
何かを敷きながら作業をする事でしょうか。
これで組み立ては終了です。
ただ、この状態ですと、回転が右回転(時計回り)になってしまいます。
移植物の縦シューでは左回転(反時計回り)の縦画面しか対応していない物も多くこれは致命的です。
W240Dの時と同じように右回転に対応させるようにしましょう。
全く同じ方法で対応させる事ができます。
通常ピボットは右回りの縦画面にしかできないが、
画面を縦にした状態でモニターを布団の上などに寝かせてネジを外し、
モニターを横向きに付け直せば回転機構が逆転して左回りの縦画面にできる。
これで回転方向が固定されている縦画面STGで遊ぶときも安心。
[W241DG,240Dのwikiから抜粋]
という訳で垂直状態で取り外し水平状態に取り付けます。
取り外しましたら、スタンドの取り付け部の状態を確認しましょう。
取扱説明書にも記載がありますが、下の写真の状態で取り付ければ左回転が可能になります。
後はこの状態で取り付けるだけです。
注意すべき点としては、モニターの取り付け部がすっぽりモニターに収まる形ではないので、
キチンと水平になる事を気を付けながら取り付ける程度でしょうか。
これで作業は終了です。
今度はPC以外の物に接続してみる事にしましょう。
まずはD端子にGCを接続します。
前回も斑鳩の写真を掲載しましたが、あの時はSteam版でした。
画質は元々がSD画質ですので、W240DからLCD-RDT241XPBに変わったからといって特別綺麗になるわけではありません。
逆に、W240Dと比較すると標準時の応答速度(GTG)は悪くなってしまいます(4ms ⇒ 14ms)。
それでも残像で問題なる事はありませんでしたので(上の右側の写真はぶれていますが)、
ゲーム中はオーバードライブ機能が働いているのでしょう、たぶん。
遅延に関しては、最近斑鳩をやっていないので分かりませんが、
スルーモードにすれば極限まで突き詰める方以外でしたら問題ないのではないかと思います。
次にXBOX360をHDMI端子に繋げてみます。
当たり前ですが、SD画質のGC版と比較すると遥かに綺麗です。
上位機種のモニターはこれ以上に綺麗だと思いますが、
HD画質だけを求めるのでしたらこの機種を選ぶ理由は無い訳で。
多機能モニターとしてはなかなかだと思います。
なお、D端子の場合もそうですが、モニターのスピーカーは悲しくなるくらいしょぼいスペックですので、
外付けのスピーカーは必ず用意するようにしましょう。
後、目立ちませんがPinP(Picture in Picture)機能も何気に便利です。
下の写真のように攻略サイトを見ながらゲームをプレーする事ができます。
実際にプレーしたのはWiiのVCの真・女神転生II。
第三避難所さんのサイトにはお世話になりました。
昔プレーした記憶もありましたが20日程度でクリアできました。
3Dダンジョンは苦手ですが、上記のサイトのマップを見ながらプレーしましたので効率よく進められました。
余談ですが、今回プレーしたのは高校生時代に未クリアだったロウルート。
ラスボスは、運良く神獣アヌビスが一撃死の魔の手から逃れられ、
天罰(最大HPの12%のダメージを与える)を3回ぶっ放す事ができました。
まあ、その代わり邪神ナラギリ(ラクンダ:防御力低下魔法、持ち)が、
『一撃死 ⇒ 復活 ⇒ 一撃死・・・』のループにはまり活躍できなかった訳ですが(笑)。
ただ、PinP機能を使用していると内部遅延時間(フレーム数)が上がります。
RPGやシミュレーションでしたら何も問題ないと思いますが、アクションやシューティングの場合は避けた方が無難でしょう。
また、PinPが使えるのは、下位端子(D-Sub,D端子)と上位端子(MHL/HDMI1,HDMI2)の組み合わせに限られています。
下位端子同士、上位端子同士でPinP機能を使用する事はできないので注意しましょう。
そして、肝心のPCの使用時ですが・・・特に今の所は問題はありません。
画素数がWUXGA(1920×1200)からFHD(1920×1080)になり、最初は縦の画素数が120少なくなった事に不満でした。
しかし、慣れとは恐ろしいもので、使っているとそれが不満になるような事はありません。
画質や動作も、メニューから静止画モードと動画(ゲーム)モードに切り替えられるので、
必要に応じて使い分けられます。
消費電力や重量、サイズなどはW240Dの時代と比較すると遥かに進化していますし、
画質も綺麗になったので買い替えて良かったです。
本音を言えば、27インチでWQHD、コンポーネント端子が付いている2770MD(2770MD-P)
が欲しかったのですが少し遅かったです・・・
D端子(コンポーネント端子)が必要な方はこれとLCD-RDT271XPBが最新の機種ですが、
価格.comなどを見ても既に品薄の状態なのですよね。
後継機種のLCD-RDT242XPB(272XPB)ではD端子が削除されていますし。
必要な方はお早めにどうぞ。
■おまけ
LCD-RDT241XPBに標準についているリモコンです。
このリモコンから電源のオン・オフ、メニュー画面の呼び出し・設定を行います。
モニター本体のタッチパネルからも設定できますが、非常にやりづらいので普通はリモコンから行う事になります。
ただ、このリモコン、お世辞にも使い勝手が良いとは言えません。
作りが安っぽいのもそうですが、一番の問題はレスポンスが悪い事。
正直、一番使用する電源のオン・オフに関しては本体のタッチパネルを押した方が正確だと思います。
でも、このリモコンが無いとほとんど何もできないのは事実な訳で。
最近では、高級機種でもEIZOのFORIS FS2735やASUSのPG279Qのようにリモコンが無い機種もありますから、
あるだけマシなのかもしれません。