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考え過ぎた募金に善意はあるのか

  • 2013/11/16 21:59
  • カテゴリー:その他

東日本大震災の時には募金をしましたが、
今回のフィリピンの台風の件に関しては募金するつもりはありません。
今の私に募金をする資格はないと思っているので。
まあ、街中の募金箱にお金を入れる程度の事はすると思いますが。


日本ユニセフ協会の募金の件でネット上で色々話題になっていますが、
とりあえず分かったのは募金・ボランティアに対して余りに潔癖な方が多い事。
そして、募金を集めて被災者に届けるための諸々のコストが
必要である事が『受け入れられていない』事です。
団体を運営するという事は決して慈善事業ではありません。
困っている方々を救うために赤字経営をしていたら団体が成り立たないでしょう。
その結果運営ができなくなり、
困っている方々を助けられなくなったらそれこそ本末転倒。
人々を助けて自分を助けられなかったなんて笑い話にもなりません。
日本ユニセフ協会の役割は個人の善意を少ない負担で現地に届ける事。
これは誰でもできる訳ではありませんから立派な事です。

ただ、日本には『ボランティアは絶対に無償でやらなければいけない』
という雰囲気が強すぎるような気がします。
もちろん、黒柳徹子氏のように全て無償でやっている人もいますが、
これは黒柳氏に財力や人脈があるからここまでやれる訳で。
ですから、全ての人にそれを押し付けるのは酷だと思いますし、
それは出来ないでしょう。
全てを自腹でボランティアを行うのは立派ですが、
それができないからといって非難される事はありません。


個人的に一番重要なのは被災者がどう思うかです。
被災者の方々を十分支援できたのなら、
その経緯まで細かく考えさせる必要もありません。
結局の所、ここまで騒動になっているのは
この問題が募金をする側の問題だからだと思います。
『募金をした効果』という『見返り』を求めているから問題になっている訳で。
本来なら募金した時点で終わる話です。
後の作業はそのお金を受け取った団体がやってくれるのですから。
そもそも、募金をした先の事まで考えなければ問題になる事もない話題でしょう。
被災者の方々を本当に見えているのか疑問すら感じます。
そこに純粋な善意はあるのか、と感じて。

もちろん、信頼性がある募金先を選ぶのは重要です。
悲しい事に、世の中には反社会組織のような所へ流れる
募金先もあるでしょうから。
ただ、募金したお金の事を考え過ぎると疑心暗鬼になってしまうのではと思います。


そこまで考えるのでしたら募金をしない方が良いのではないでしょうか。
あまりに気を遣って募金するのは自分のためになりませんし
何より募金先の方々のためにもなりません。
ボランティアで被災した現地で活動している方々もいるのに、
単に募金するだけでここまで労力を遣うのも滑稽な気はします。
妙な所で純粋でない人が多いなあ、と思いました。

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