贈り物が表す『礼』とは何か
- 2011/06/04 14:36
- カテゴリー:日記
元上長「色々事情はあるが、仕事に対して少し肩のを抜いてリラックスしろ。
今のお前は休み無く通勤すればそれでいいんだ」
曹参「私の才能が蕭何より優れているとお思いですか?
ゆえに私達は蕭何が作った法をただ遵守すればよいのです」
水野蓉子「もし、何か力になりたいのだったら普通にしていなさい。
それで祥子が何かをしてほしいといった時だけ、
それをしてあげたらいいの」
私が元上長に『今の上司に対してお中元をしたい』といった時に出た言葉。
そして、それを思い起こされる2人の言葉。
元上長が言うには、お中元の風土が無い会社ならわざわざ贈らなくてもいい。
贈ってしまうとかえって逆効果になってしまう、との事でした。
確かに考えてみれば、最近は物を贈る事ばかり考えてしまい、
受け取る側の立場というものを考えていませんでした。
物を贈る事によって最大限の礼を尽くし徳を表していたつもりですが
礼も尽くしすぎればそれも薄くなってしまいます。
それに受け取った側の気持ちはどうか。
相手も受け取る事によって私に対する負担も大きくなってしまいます。
それで何か遠慮のような物が発生し、
互いの関係がギクシャクしたら、本末転倒です。
第一、仕事に復帰したばかりなので、
今は贈り物をするタイミングではないとも言われました。
という訳で、元上長と今の上長に対するお中元は中止となりました。
お中元を贈るのはあまり負担にならない部活の先輩だけです。
私も思いつきで行動する事が多く、それが成功する事もありますが、
前回の母の日のように失敗してしまう事も多々あります。
3DSと一緒に贈った麻雀大会は喜んでいたようですが(普通のDSはある)
それはそれで別の話。
とにもかくにも、軍師の適切なアドバイスにより破滅の道に向かう事を免れました。
これもひとえにあの人の人生経験と性格のおかげでしょう。
そして、私はこれからも休まず通勤する事を努めるのです。