更新停止中に私の周りで訃報がありました。
先日、
4年5ヶ月前に購入したPCのビデオカード、
SAPPHIRE RADEON HD3870がお亡くなりになりました。
死因は付属のGPUクーラーの故障?による熱暴走。
数日前から突如モニターの表示がおかしくなり、
挙句の果てにはWindowsが落ちてしまうという現象が発生しました。
BIOSの画面も異常でしたので、
ビデオカードが原因である事はすぐに分かりました。
トラブル発生直後のボード自体も非常に熱かったので。
冷蔵庫などで強引に冷やせば少しは持ちます。
それでも、Windows Media Centerなどビデオカードが関係する
アプリケーションを起動するとその瞬間にもうダメでした。
問題解決のため、ビデオカードを挿す箇所を変えたり、
GPUクーラーの埃を取ったりしましたが結局直らず。
ドライバも最新版にしましたが何も変わりませんでした。
PCが使えないままでは転職活動もできませんから死活問題です。
泣く泣く、昨日の就職訓練終了後、
秋葉原によって代わりのビデオカードを購入しました。
しかし、言うまでも無く現在は金欠状態なので
当時のHD3870並のハイエンドの物は買えません。
1万円前後のミドルレンジの物でも非常に厳しい状況です。
「とりあえず画面が映れば良いか」と思い購入したのが
SAPPHIRE RADEON HD6450。
パソコン工房(Faith)の特売品で価格は\3,230。
性能は果てしなく微妙で、
素人目でも『HD3870と比べるのは間違いなのでは』感じてしまうほどです。
windowsエクスペリエンスインデックスの『グラフィックス』のスコアも、
Vistaのカンスト値である5.9から4.6と大幅に下がりました。
『ゲーム用グラフィックス』のスコアも5.9から5.1と散々です。
確かに、私は3DのPCゲームをやらないのでそれほど影響はないと思います。
若干『Windows Aeroが遅くなったかな』と感じたくらい。
PC版メルブラなどの2Dゲームは普通に動作するので問題ないです。
また、1スロット式のビデオカードになった影響で、
HD3870の時は埋められていたPCIスロットが使えるようになりました。
当初は3つ全部使いたかった私にとってこれは嬉しいです。
ビデオカードの温度も、HD3870の際は通常時で60度強でしたが、
HD6450は通常時で40度強ですので電力的な意味で地球にもやさしい。
もっとも、現在の内臓ボードのほとんどはPCI Expressですので大したメリットではありません。
昔は、PCI Expressのサウンドボードが少なかったので、
PCIスロットが多いマザーボードが有利でしたが、
現在のサウンドカードがPCI Expressに対応された時代では意味がありません。
とりあえず、4年5ヶ月もの長い間私のパソコンを支えてきてくれたHD3870。
本当にありがとう、そしてお疲れ様でした。
行き先は恐らく中古屋のジャンク品売り場になると思いますが勘弁して下さい。
電子部品ですし普通のゴミとして出すのは少し難しいので(汗)。
ある程度余裕が出てきたら、
今度は少し性能が高いミドルレンジの物を購入したいと思います。
ハイエンドの物ですと温度も高くなるのでまた今回みたいな悲劇が起こりそうで。