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知恵と体を使って出した結果

  • 2011/02/06 00:47
  • カテゴリー:日記

木曜日の通院して会社到着までの軌跡。
ちなみに、私の会社のフレックス対応時間は10:59までです。


朝起きたら『うわっ、久々に足釣った』と驚きました。
そして携帯電話の時間を見ると時刻は6:30。
前日の日記には6:30位に到着したいと言ったので完璧な寝坊です。
そこまで夜更かしした訳でもなかったのですが。

クヨクヨしていても仕方ありません。
急いで身支度を整えて出発しました。
病院に向かう途中は朝の寒い空気が身に沁みます。
全く知らない場所ですから尚更でしょう。
道筋は単純で駅の逆方向を真っ直ぐ歩けば良いだけなのですがそれでも不安でした。

そして歩いて10分程度で病院に到着。
自分が思ったよりも近かった感じがしました。
時間は大体7:00少し過ぎに。
そして病院に入ると、目の前に見えたのは広がる無人の受付でした。
去年の大晦日に見た劇場版マリみてはひろしで一杯でしたがそれ以上です。
と言うかひろししかいません。
無理して早く来る事は無かっのですね、良かった!(笑)
その誰もいない受付前では、ただひたすらNHKの番組が流れていました。

到着後は少しでも早く診察できるよう初診受付書を記入。
受付は8:00からなので、それまでしばらくの間は特許公報を読みます。
病院内の売店が開いていたら良かったのですが開店時間は8:30。
この日は朝食無しでした。
最近は少しカロリーを気にしているとはいえこれは少し厳しいです。
ウィダーインゼリーでも良いから何か口に入れないと体に火が点きません。
自動販売機のお茶だけで体が持つか心配になりました。

時刻は7:45になり、徐々に人が増え始めてきました。
そして私の隣で初診受付書を書いている人を発見。
その途端、一瞬で受付に並びました。
せっかく早起きして一番に病院に来たのです。
この初診受付は絶対に渡さん!(爆)

8:00になり受付が開始されました。
『順番待ちの場所が違う』と少したしなめられましたが順調です。
以前に貰った紹介状と保険証を渡しました。
しかし、その後はあまりの患者の多さのため担当の診療科に向かえるまで約40分程度待つハメに。
仕方が無いので再び特許公報を読み始めます。

そして、受付からカルテを渡され担当の診療科の窓口に迎えたのは8:50頃。
特許公報の内容も大まかに理解できる程待たされました。
このおかげで、後日作成した特許概要が1時間程度で完成したのは皮肉な事でしょう。
通常は理解や作成時間を含めると3時間程度はかかるものなのに。
そして、到着して気付いたのは再審患者の多さ。
正確な数は数えていませんでしたが15人位はいたでしょうか。
このあまりの人の多さに『今日の午前中は欠勤扱いか』と嘆きました。

嘆いてから10数分後、受付で呼ばれたのは

「K.Fさん、これ持ってレントゲン室へ向かって下さいね。」

この言葉で『(時間的に)終わったな・・・』と思いました。

それでも私は諦めません。
少しでも早く診察に入れるようするため、必要な書類をあらかじめ準備するなどして精一杯の抵抗をします。
レントゲン撮影中に『(撮影のために)もっと歯を食いしばって下さい』という医師の指示には全力で従いました。
あまり楽とは言えない歯のレントゲン作業中に私を支えていたのは
『何が何でも早く終わらせてやる』という執念だったと思います。

レントゲン撮影もやり直す事無く無事終了。
返却されたカルテを持って小走りしながら再び目的の診療科へ向かいます。
後はもう早く(順番が)来てくれと祈るだけでした。
診察窓口が4つあるからどれかには引っかかるだろうと希望は捨てていません。

そして、奇跡は起こりました。
9:30頃、幸運にも私の順番が回ってきました。
呼ばれてのんびり歩く他の患者とは違います。
素早く立ち上がって診察室へ向かいました。
何度も呼ばれて来ないのは病院側も迷惑ですから自分の番号は常に把握しましょうね(爆)。

これだけ待ったのに診察はわずか5分程度で終了。
診察の内容は単純でした。
親知らずの向きが真横になっているので歯の加工は不可。
そのため、両方の奥歯を完全に抜いてしまおうという話です。
肝心の治療日ですが、土曜日は担当医師がいないため、
予約できる日は有給休暇日が復活する4月以降になる事にします。
期間が長く少し不安ですが仕方ありません。
今も極端に状態が悪い訳ではありませんし、まあそこまでは持つでしょう(凄く楽観的)。


会計も終わり、病院を出た時の時刻は9:45。
この時間ならまだフレックスタイムに間に合う。
そう思い、一目散に最寄り駅に走りました。
しかし、駅のホームに着いた時には無常にも目の前で電車が発車されました。
『慣れない土地だから悪い。知っている土地だったら余裕でセーフのタイミング』
だの負け惜しみを言いながらYahoo!の路線検索をする。
そうして出てきたのは最短経路は10:50頃着である現実でした。
『歩きはおろか走っていっても当然アウト。タクシーを使っても微妙か』という諦めムードが漂ってきました。

私が今まで行ってきた努力は全て無駄になってしまうのか。
そう思いながらダメもとで『急いで歩く』で検索。
出てきたのは乗り換え駅での待ち時間(というか乗り換えホームまでに辿り着ける時間)が2分である経路でした。
うん、この時間帯なら(ラッシュ時と違って)人もいませんし、階段に近い号車でしたら何とかなります。
再び表情に希望が戻り電車に乗り込む事に。

さすがに疲れてしまったのか、社内では特許公報を読む事も無くグッスリ寝てしまいました。
上司にマンツーマン指導されている夢を2回も見たのは秘密です(笑)。
なんだかんだで今の会社が好きなのでしょうかねえ。

体という物は不思議な物です。
通常でしたら一回寝てしまえば終点のドアが開くまで起きないものですが、この日は違いました。
乗り換え駅に到着する寸前でバッチリ目が覚めました。
そして、ドアが開くまでにやった事はいかに階段に近いドアを確保するか。
今回は、通勤の最寄り駅ホームで乗ったわけではないので号車選びは正直勘です。
ですので到着直前に微妙な誤差が出てくる訳です。
号車通路のドアを開けながら、階段までの最短ドアを選びます。
そして、最短ドアを選びドアが開いた瞬間、ただ何も考えずひたすら乗り換えホームに向かいました。
ラッシュ時と違い空いている時間帯ですので走って向かう事は容易です。

乗り換え駅のホームを降りている時、丁度目の前に電車が到着したのが見えました。
その時も決して油断はせず、目的駅ですぐに階段を登れる号車を選びます。
ようやく駅に乗れた時は心の中でガッツポーズをしました。

「これでフレックスタイムに間に合う。俺は勝ったんだ!」

と心の中で叫ぶように。

目的駅に到着してからも私の勢いは止まりません。
時間的には余裕がありますが、それに安心する事無く時々走りながら会社まで向かいました。
今考えればそこまでする程ではなかったのですが、不安だったのでしょう。
ただ、そのおかげで会社近くのコンビニでお金をおろせたのは役得役得。
いちいち支払い手数料なんて払っていられません(おいおい)。
別にお昼におろしてもいいのですが面倒臭いですしね。

会社に到着し、タイムカードが切れたのは10:52。
完全に間に合っています、誰がどう見てもセーフです。
これで数日前に出した欠勤届もチャラに。
その後は何事も無かったかのように仕事開始。
仕事自体は前日よりは上手くいったと思います、多分。



私の全身で出した結果、無事欠勤扱いにならなくてすみました。
有給があればこんな綱渡りのような事をしなくても済むのですが使い切った以上どうしようもありません。
有給復活まであと2ヶ月。
それまでは体調を整えて休まないように頑張りましょう。
後、私を10:52に導いてくれた病院の方にはただただ感謝です。
あの時間で終わらなかったら確実にアウトだったでしょう。
そういった意味では、真の功労者は病院の方だったのかもしれません。

さて、これで今週は残り1日。
『これで何事も無く来週に入れるぞ』と思いましたが、
ここで上手くいかないのが今の私です。
この後も会社を騒がせるあるひと悶着があったのでした。

(続く)

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