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「山百合会」と呼ばれた、彼女らの学園の戦姫から・・・

  • 2008/12/26 16:50
  • カテゴリー:ゲーム

「ごきげんよう」
「ごきげんよう」

さわやかな朝の挨拶が、澄みきった青空にこだまする。
マリア様のお庭に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢の笑顔で、
背の高い門をくぐり抜けていく。

私立リリアン女学園。

AD20XX、コンビ解消事件・組織内部の崩壊などの危機は、
リリアン女学園側の数多くに渡る精鋭生徒会「山百合会」の存在により解決に終った。

このため、事実上リリアン女学園側の勝利で休戦を向かえ、
再び平和の日々が訪れようとしていた。

この学園を卒業し他大学へ移った生徒も数多くいた。
彼女ら生徒の話によると、彼女らの学園では過去いや今現在も
「姉妹(ス―ル)」システムが存在し独自の文化が続いていた。
東京都下。武蔵野の面影を未だに残している緑の多いこの地区で、
神に見守られ、幼稚舎から大学までの一貫教育が受けられる乙女の園。
元号が明治から三回も改まった平成の今日でさえ、
十八年通い続ければ温室育ちの純粋培養お嬢さまが
箱入りで出荷される貴重な学園である。
そのため、その風土から脱却し、彼女らは新天地を求めて他大学へ旅立つものと
リリアン女学園に残留するものとに分かれたらしい。

そんな彼女らは「山百合会」の生徒の事を<薔薇様>と呼んだ。
どうやら、「山百合会」の拠点である校舎からの離れにある
木造二階建ての「薔薇の館」からの名称を意味しているようだ。

これから始まるストーリーは、今から約1世紀以前に、
彼女らの学園で活躍した生徒会の「戦姫(せんき)」である。


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