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次はヴァルハラでお願いします

  • 2007/12/07 23:20
  • カテゴリー:日記

病院に行って大腸検査をしてきました。
発端は、以前にお腹の調子が悪いので医者に診てもらった事から。
元々ストレス性の過敏性腸症候群である事は分かっていて薬ももらったのですが
まさかここまで発展するとは。
検査の同意書を書いたり検査自体が1日中掛かる大掛かりなものですし。
その時はやり過ぎの感もありましたが、
せっかくだからという事で有給休暇を取り検査する事に。


検査前日から断食状態でしたので大変でした。
そのせいで仕事でミスが多発し上司に怒られまくる羽目に。
最近はその状態が続いていると言うのは秘密です(爆)。
本当は絶食する必要がなかったという事実も。
その影響が崇り朝からフラフラでしたが何とか力を振り絞り病院へ向かいました。
こんな特殊な検査にそう人はいないだろうと高を括っていましたが
私が付いた時にはすでに12人ほど先約者が。
こんな忙しいのでは四瑛会のような事も起きるよなあ、
などと考えつつ看護婦からの説明を受ける事に。

午前中は下剤を飲んで腸をきれいにするだけでした。
渡された下剤は1.5リットルもありかなりキツそうだと思いましたが
味はスポーツドリンクなのですんなり飲めました。
もっと薬らしい苦々しいものだと思っていましたよ。
それにしても1日絶食してもまだ腸の中には大便が残っているものなのですね。
もう出せるものは無いと思っていただけに驚きです。

そうして待機部屋とトイレを6回往復しているうちに正午。
ついに内視鏡を使った大腸検査が始まりました。
が、遅くに着いたのが影響したのか自分の順番が来たのは最後の最後。
その間ずっと待ちっぱなしでした。
こんなにゆったりテレビを見るなんて何日ぶりでしょうねえ。
ボケっと携帯を弄っていたりしました。

ようやく自分の番が来たのは4時過ぎ。
呼ばれて台に横になると急に緊張感が沸いてきました。
なぜなら今回の検査方式が尻へ機械を直接入れる形式だから。
尻に物を入れたのは座薬くらいでしたし、
ましてや腸に何かを入れるなんてした事ありませんよ(爆)。
最近は小型カメラを使って検査するものもありましたしそっちの方が良かったです。
待つ事数分、担当の医師が来ると間髪入れずに尻にクリームを入れて機械をグサッ。
心の準備も何もあったものじゃありません。
やる前は強力な麻酔を使っていくのかと思ったのですが。
それで、最初はくすぐったい感じがしてどうって事は無かったです。
しかし、それも数十秒間だけでそれからは機械を入れるたびに強烈な痛みが沸いてきました。
頭の中には「早く機械が最深部に腸の到達してくれ」いう言葉のみ。
この数分間ははここ数ヶ月の中で最も長く感じたのでは無いでしょうか。
最深部(盲腸の辺りとか言っていた)に到達し
この苦しみから解放されるかとホッとしましたがまだ折り返し地点。
その後もこの痛みは続きました。
そうして機械が尻の入り口付近に到達しようやく終わるのかと思っていた自分に試練が待ち構えていました。

医師「ここで薬を注入します。かなり痛いけど我慢してね」
K.F「えっ!」

その瞬間に機械から腸へ大量の液体が流し込まれ今まで味わった事の無い種類の痛みが押し寄せてきました。
今考えたらよく耐え切れましたね、あれ。
失神する人が出てきてもおかしくないですよ。
いえ、あれは失神した方が楽でしょう。
こういう所で自分の体の強さを呪います。
そうして悪夢の時間が終わった後、医師からはまた衝撃的な言葉を告げられます。

医師「あー、ポリープがあるねえ。良性だけど」
K.F「マジっすか」

ポリープの存在は驚きましたが良性だったのが不幸中の幸いです。
尤も悪性だったら検査中に軽く言うという事はありえないでしょうが。
でも、自分が気付かないうちにこうしたものができているのですねえ。
この点に関しては検査をして本当に良かったです。

検査も終わり結果を聞いたのですがポリープ以外では別に異常は無いとの事。
自分の腸の弱さもストレス系のものが原因だとはっきりしました。
ポリープに関しては除去に3泊4日の入院が必要だと伝えられました。
これは会社とは要相談ですね。
さすがに無碍に対応する事は無いと思いますがこれも有休扱いになるのかなあ。
余談ですが、今回かかったお金は5,520円。
1万は軽く超えるだろうと思っただけに意外と安かったです。


こんな感じで今日1日は検査で潰れてしまいましたが良い経験だったと思います。
良性とはいえポリープも見つかりましたし受けなかった時の事を考えると少しぞっとします。
ただ、検査自体はもうやりたくないですね。
やるのなら金が今の4倍かかっても良いです、ヴァルハラでやらせて下さい。
あそこならこんな苦痛を感じなくて済みそうですし(笑)。

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