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国会図書館でタイトルが登録される仕組みについて

国会図書館の登録名に誤りがあった『Kiyosumi Mahjong Club Maid Cafe』という同人誌。
10/15(日)にタイトルの修正依頼を行い、その2日後に修正完了のメールが届きました。



これで湯間戸あきら氏も一安心。


ただ、『Kiyoshumi mahjong club made cafe』になっていたのは職員の方の誤入力ではありませんでした。
話によると、奥付に記載されていたのが上記であったため、それを登録名として採用したとのことです。

改めて国会図書館からのメールとアリスブックスの商品ページを確認した所、
下記の表記ゆれが判明しました。

1. 表表紙及び裏表紙: Kiyosumi Mahjong Club Maid Cafe

2. 奥付: Kiyoshumi Mahjong Club Made Cafe

3. アリスブックスの商品タイトル: Kiyosumi Mahjong Club Maide Cafe

4. アリスブックスの画像サンプル: Kiyosumi Mahjong Club MadeCafe


まさかタイトルの揺れが4種類もあったなんて。
しかもアリスブックスの商品ページはタイトルとサンプル画像の両方が異なっていたという。



お恥ずかしながら、私が気が付いたのは『Kiyoshumi』の部分だけで
『Made』の箇所は完全にスルーしていました。
実際、私が国会図書館へ修正依頼をかけた時も3の『Kiyosumi Mahjong Club Maide Cafe』が
正しいタイトルではないかと連絡してしまいましたし。
他のサイトでの誤記の可能性について頭から抜けていたため発生したのでしょう。
先日の須賀京太郎関係の同人誌の記事でも上記で記載してしまいました(現在は修正済です)。

念のため湯間戸あきら氏にこの作品の正式タイトルをお伺いした方が良いかもしれません。
アリスブックスの商品ページの誤記の件も含めて。
幸いな事にこの方はpixivのアカウントをお持ちですのでメッセージで直接やり取りを行えます。
この記事の作成後に連絡します。


また、今回の国会図書館の職員の方とのやり取りから、
NDL ONLNEでタイトルが登録される仕組みも判明しました。
適当に登録しているのではなく、下記で記載されている順で採用しているとのことです。

1. 標題紙(タイトルページ)
2. 奥付
3. 背
4. 表表紙及び裏表紙

今回の『Kiyosumi Mahjong Club Maid Cafe』では標題紙がなかったため、
奥付に記載されていた『Kiyoshumi Mahjong Club Made Cafe』で登録されました。
「表紙を見れば誤りに気が付くのでは?」と疑問に感じていましたがこういう事でしたか。

しかし、これは図書の場合で雑誌や電子資料、録音資料などの場合は不明です。
これらは標題紙と奥付がないので背を優先しているのでしょうか?
すると背ではローマ字、表表紙は日本語という場合は背の名称で登録される訳ですか。
表記ゆれが大量に発生しているのも頷けます。

とはいえ、これは国会図書館が悪いのではなく表記を統一していない出版者側に責任があるのかもしれません。
そもそも出版物の正式名称を記載するためのルールはないと思いますし。
昨年の記事でも触れましたが難しい問題ですね。


ひとまず国会図書館ルールでは奥付が重要視されている事が分かりました。
世の創作者の方々にはタイトルの表記に揺れがないか確認頂きたい所存です。
私も日記や記事に誤字や内容の誤りをなくすように努力していきます。

もちろん人間ですからこうしたミスを完全には排除できません。
前述の『Kiyosumi Mahjong Club Maide Cafe』と日記に記載した件もそうです。
ミスを減らすためにも普段からの意識付けを大切にしていきたいと思います。



■2025年2月8日追記

寄贈したこの作品を国会図書館で再度閲覧し、奥付のタイトルが『Kiyoshumi Mahjong Club Made Cafe』
と記載されていることを確認しました。



※Kiyosumi Mahjong Club Maid Cafeの奥付(17ページ)より引用

やはり国会図書館の職員の方のご指摘は正しかったです。
この作品以降は図書の奥付もしっかり確認するようになりました。
改めてこの作品のタイトルに触れましたが表記揺れが4パターンも存在しているのは酷いなあと感じます。


本件について湯間戸あきら氏へpixivからメッセージをお送りしましたが、
結局正しいタイトルについてのご回答は頂けませんでした。
念のため催促の連絡も入れていたのですが…
メッセージの送信から数日後、既に外されている状態でしたが湯間戸氏からフォローされたという通知が入っていました。
内容をご確認頂いたのは間違いありません。

こちらでは分かりませんがきっと回答されたくないご事情があるのでしょう。
ですので私もこれ以上問い合わせることはしません。
先日のコミックマーケット105(C105)でも湯間戸氏のスペースで見本誌を眺めましたが、
この件についてのお話はもちろん、私がN党K.Fであることもお伝えしませんでした。

ただ、隣のスペースは海氏(ティアラ)のサークルでその日は大きな声で挨拶をしました。
もしかしたらN党K.Fという人間が湯間戸氏のサークルに伺ったのを把握されているかもしれません。
直接ご挨拶したいのですが、いかんせんこのような気まずい状況が続いてます。
ほとぼりが冷めてから声をお掛けするようにしましょう。

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