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2回目の遠隔複写サービス

昨日に引き続き国会図書館での遠隔複写サービスのお話です。

初めての申し込みで様々な事を学びましたが、目的としていた『和-Nodoka- でうふふ』と
『のどっちの麻雀日和』の複写物はまだ入手できていません。
そのため今回は上記2件について再度複写依頼を行いました。



前回の謝絶理由から本文のページ数は把握済です。
複写箇所の入力で複写可能範囲である半分のページを記載します。
(和-Nodoka- でうふふ:12ページ中の6ページ、のどっちの麻雀日和:14ページ中の7ページ)
また、本文以外については前書きと後書き、INFORMATION(のどっちの麻雀日和のみ)を選択しました。
表表紙と裏表紙は不要ですので今回は複写しません。

入力後、複写情報をしっかり確認してから遠隔複写申込手続(確認)のページにある
『この内容で申し込む』のボタンをクリックしました。
今回は遠隔複写申込手続(入力)のページにある備考欄に『見積り希望』と加えるのも忘れません。
一度謝絶されて詳細が分かっているので見積依頼をしなくても大丈夫だとは思いますが念のため。


申し込みをしてから約10日後。
派遣先でお昼休み時間になり昼食をとるために手を洗っていると、
ポケットに入れていたスマートフォンに03から始まる番号から着信が入る。
誰だろうと思い応答してみると「国立国会図書館の〇〇です」という声が聞こえてくる。
要件はやはり複写依頼の見積りについてでした。

2件とも白黒ページのみの複写でしたので料金はそこまで高くなりませんでした。
見積金額を了承し作業を進めて頂くようにお願いする事に。
その際、職員の方から下記について確認される。

「のどっちの麻雀日和の本文には男性が写っていませんが大丈夫でしょうか?」

これを聞いた時は私も思わず苦笑いしてしまいました。
前回に引き続き、申込をした際の記事・論文名は『須賀京太郎が登場する同人誌調査』です。
そのため、職員の方が中身を確認し『須賀京太郎』と思われるキャラが出ない事に疑問を感じ、
問い合わせたのでしょう。
自分の目で登場していない事を確認したいのでこの作品も複写をお願いしました。
印刷料は百数十円でしたし。

見積金額の連絡をメールではなく、電話で直接行ったのはこの確認が必要だったからだと思います。
男性であると想像ができる名前であるとはいえ国会図書館のこの対応は凄いですね。
利用者の学術調査に対しては本当に全力です。

今後、私が上記の記事・論文名で遠隔複写を依頼し続ければ、
須賀君が国会図書館で一番知名度のある咲-Saki-キャラになるかもしれません。
下手をしたら

「咲-Saki-は知らないけど須賀京太郎は知っているよ」

という状況になってしまったりして(笑)。
複写の目的はこの記事・論文名の通りですので嘘はついていません。
今後も遠隔複写を行う際はこの名称を使っていきたいと思います。


見積金額の連絡から数日後、国会図書館より複写物が入った封筒が届きました。



開封して中身を確認しましょう。



この写真では分かりませんが、『和-Nodoka- でうふふ』は『のどっちの麻雀日和』に重なっています。
袋から出して更に詳しく見ていきます。



『のどっちの麻雀日和』の一式。
記事・論文名に付け加えられている赤い括弧は、恐らく須賀君が登場していない事を示すメモでしょう。
実際、国会図書館の職員の方からの連絡通り今回複写した範囲では1コマも姿がありませんでしたし。
複写できなかったページには写っているのでしょうか?
京ちゃん以外の清澄高校のキャラは全員出ているのですけどねえ。
ただ、染谷先輩は頭が写っているだけで優希のイメージとして登場している衣の方が目立っていました。
少し不憫。



『和-Nodoka- でうふふ』の一式。
こちらはちゃんと須賀君が登場しています。
周りに振り回される役ですがギャグの範囲に収まっているので安心して読めました。

 

不要かもしれませんが明細書と請求書、振込用紙の写真も掲載します。
今回は印刷枚数こそ増えたものの、白黒ページだけでしたのでそこまで料金は高くありません。
支払方法は私の中で一番手数料が安くなるネットバンキングによる振り込みを選択しました。



遠隔複写サービスの初利用時の体験談は以上になります。
前回と合わせて2回サービスを利用しましたが、どちらも非常に勉強になりました。
少し費用がかさんでしまいましたが無駄な出費ではなかったと思います。

今回の調査で『のどっち脱衣雀』と『和-Nodoka- でうふふ』には須賀君が登場している事が分かりました。
全ページは確認できませんがまとめWikiの同人誌一覧に加えてしまいましょうかねえ。
載せるかどうか少し悩んでいます。
万全を期すのでしたら残りの半分のページも複写してからの方が良いでしょう。


しかし、同一資料の本文を2回に分けて半分ずつ複写依頼するのは、
人によって『できた・できなった』という書き込みがあり可能かどうかは分かりません。
中には『複写については国会図書館が厳密にチェックしている』という声もありました。
確かにNDL ONLINEというシステムがありますしいい加減な管理をしているとは思えません。
複写物に須賀君が写っているかどうか確認するような組織ですから。

とりあえずほとぼりが冷めるまで残り半分の本文の複写は依頼しないようにします。
少なくとも半年以上のインターバルは必要でしょう。
年内は厳しいと思うので来年になってから依頼をかけたいと思います。
向こうも年明けは今年頭のように多忙な状態が続くかもしれませんが。


■2023年9月28日追記

とらのあなの商品ページを確認した所、のどっちの麻雀日和でも京ちゃんの存在を確認できました。
そもそも、複写を依頼したのは商品サンプルに須賀君が写っていたからだったはず。
それについて完全に失念していました。

ひとまずこれで今回依頼した3作品全てに京ちゃんが登場している事が分かりました。
来年残りのページの複写依頼を実施し、全ページを確認出来たら
まとめWikiの同人誌一覧に追加するようにしましょう。

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