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強かった頃に復活した、かな?

また唐突にキン肉マンの話。
王位争奪編の準決勝2試合目でキン肉マンチームの一員として再登場した超人について。
(一応ネタバレなのでここでページを区切ります)

モーターマンをキャメルクラッチで真っ二つにした際、

「復活じゃーっ、あのブロッケンマンをやぶったころの強いラーメンマンに!」

とキン肉マンが言っていますが、それ以降の戦いはあまり強い描写が見られなかったような気がします。
バイクマン戦はモーターマンというE缶を使って実質2体相手といえるので大目に見ましょう。
E缶使って相手に負けるとかロックマンのプレイヤーでしたら赤っ恥ですね(笑)。

しかし、プリズマン戦はボロボロになりながら何とか勝利をもぎ取った印象を受けました。
次の試合に出られなくなったのですから実質引き分けのようなものです。
最初からビームを受けまくっていて倒す事ができたのですから本当にギリギリでした。

いえ、プリズマンが弱いとは思いません。
ビームとギミック頼みという寒い試合をする超人ですがスペック自体は目を見張るものがあります。
ただ、せめて序盤くらいはラーメンマンが圧倒する描写があっても良かったのではないでしょうか?
傷だらけで終始劣勢になっていたイメージしかありません。
アニメ版では前述のセリフに「強すぎるほど強かった」と更に強調されていますが、
直後の2試合を見ると「言うほど強いか?」と疑問に思ってしまいます。


むしろ私からするとモンゴルマン時代の方が相手を圧倒しているイメージがあります。
7人の悪魔超人編ではミスターカーメンとスプリングマンを大きなダメージを受ける事もなく撃破。
夢の超人タッグ編ではバッファローマンと息を合わせ、乱入コンビをトーナメントマウンテンから叩き落としました。
ヘル・ミッショネルズ戦は散々でしたがあれは変なギミックばかり使う相手が悪いのでノーカウント(汗)。

と言いますかバイクマン戦はダメージを受けすぎなのですよ。
いえ、モーターマン戦からダメージを受けすぎです。
「こ…これだ、この血だ…」じゃないですよ。
戦っている時点で相手チームにはモーターマンも含め4人も残っているのですから体力を温存してくださいよ。
ラーメンマンがパルテノンの体力を削ってくれればキン肉マンとロビンマスクがもっと楽に戦えたのに。


このように王位争奪編のラーメンマンに対して散々な言葉を並べてしまいました。
それでも王位争奪編の決勝戦に参加し負けなかったという事実は非常に大きいです。
この時の活躍があったからこそラーメンマンはネメシス戦に抜擢されたのではないでしょうか。

もしテリーマンが無事に決勝戦で戦っていたらその役目は代わっていたかもしれません。
ラーメンマン対ジャスティスマンだったらいい試合に…いや、どうでしょうか。
Twitterでは、

「ジャスティスマン戦の単行本だけ買っていない」

暴露された方がいらっしゃったほどでしたから(笑)。


モーターマン戦で大会最短試合時間を叩き出した時の回は好きです。
以前より強くなったラーメンマンが帰ってきたと感じて。
それがまさかバイクマン戦であそこまで苦しい表情をするとは思いませんでした。

きっとヘッドギアを着けた状態での試合にまだ慣れていなかったのですよ、そうに違いありません。
プリズマン戦でも勘が戻らず、慣れた頃には既に王位争奪戦が終わってしまったのですよ。
その証拠に38巻以降で活躍しているじゃないですか。
逆に完治していない状態で大会に参加してくれた事を感謝すべきです。
やっぱりラーメンマンは凄いなあ(適当な締め)。

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