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こんなキャノン・ボーラーじゃレオパルドンも倒せない

  • 2019/10/02 18:56
  • カテゴリー:ゲーム
Yahooのトレンドに東方キャノンボールがあったので試しにインストールしてみる。
やってみて、なんというか、

「本当は俺達はRPGが作りたかったんだ!」

という声がひしひしと感じられました。


チュートリアルまでプレーした感想は
『つまらないというより、面白い・このゲームが売りにしたい部分がどこなのか分からない』です。
ボードゲームかと思いきや止まったマスによってはRPG風の戦闘がある。
ですが相手プレイヤーと重なった時はサイコロ勝負という。
今の所オートで周回できないみたいなので周回前提のゲーム性になると厄介になりそうです。

前述した戦闘はゲージを溜めて必殺技を繰り出せるというスマホゲーおなじみのシステム。
3Dキャラのモデリングは頑張ってはいますが2010年代の終わりかける頃に出すような出来ではありません。
他のスマホゲーでももう少し頑張っていると思いますよ。
それでも、東方という原作上、ここに一番力をかけているのは間違いありません。
東方ファンの方々もそれを強く望んでいるでしょうし。
そうでなければファイアーエムブレムのような3すくみ属性なんて設定しないでしょう。
そういえば向こうでも最新作ではこのシステムを廃止したようで(微妙な形で残ってはいるようですが)。
個人的には聖戦の系譜以降続いた負の遺産だと感じているので、ようやくかという思いです。
このシステムのせいで武器ごとのバランス調整が作品ごとに大変になっているように見受けられましたし。

登場キャラクターはロマサガRSでいうサガフロ勢(初期作と最新作の間のキャラ)がいないのが気になります。
アルカイザーやギュスターヴ、コーデリア的なキャラが。
数も徐々に増やしていくと思いますがさすがに少なすぎではないでしょうか。
ガチャもキャラと必殺技?の両方を引く形なのが厳しい。
チュートリアル後も10連しか引けませんしリセマラをするのも大変です。
私はロマサガRSのようにてっきり20連引けると思っていました。
(星4以上確定の福引券がありますがそれでも11連)
また、『10連で星5確定じゃないのか』と思っていましたが、このゲームの星5は
ロマサガRSのSSスタイルと同扱いですね。
FFRKの星5と同じ扱いであるとてっきり勘違いしてしまいました。


東方のスマホゲーと聞いて、私はFFRKのように『歴代の東方シリーズを好きなキャラで追体験!』
できるものだと思っていました。
『ボス戦では違うシリーズのキャラとの掛け合いも!』といった感じで。
そのためのストーリーなんて、あのゲームの世界観でしたらどうにでもなるでしょう。
そこまでするには予算が無かったのか…他のゲームのように原作からドットを引っ張るという事もできませんし。
でも、そういうのを望んでいるファンは結構いると思うのですけどねえ~、私だけでしょうか。

キャラ崩壊などは特に気にしていません。
ファンの方々の二次創作で盛り上がったゲームですので解釈の違いは各々であるでしょうから。
しかし、会話シーンではフルボイスでないのが意外と気になりました。
中途半端に掛け声が入ってかえって邪魔です。
ボイスをオフにすれば問題ありませんが2019年後半のゲームとしては厳しいです。

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