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誰かがやらなければいけない、いなければ困る

  • 2006/09/09 18:55
  • カテゴリー:日記

姫路市職員が酒気帯び運転、夫婦はねられ夫が重体

飲酒運転自体は重大な問題ですししかるべき処置を取るべきでしょう。
しかし最近の報道を見ると問題の焦点が飲酒運転自体より
公務員叩きの方に重点が行っているような気がしなくもありません。
そこにはどうしても僻み・妬み・恨みという感情が出てしまいます。
何気ない文章の中にも、です。
私自身はこうした感情自体が飲酒運転問題の解決の障害となっていると思います。
飲酒運転自体は普通の人(という表現も変)でも起こっている犯罪です。
本当に直さなければならない本質から脱線してはいけません。
そこから目を背けているのはおかしな話ではあります。
「飲酒運転」より「公務員」という言葉が強調される現状が。

考えてみれば公務員ってなぜここまで叩かれるのだろう。
給料がいいから?仕事が楽だから?休みが確実にあるから?
役場の仕事ならそういったイメージも分からなくはないです。
しかし消防員や警察官も立派な「公務員」ですよねえ。
大体役場の仕事も含めて
「誰かがやらなければいけない・誰もいなくなったら困る」というものです。
中には公務員を廃止して自警団を組織しろという過激な人もいますが、
自分からやりたいという人が果たしてどれだけいるのか。
今の公務員組織と同じ活動が出来る人数に達するのか。
そもそも民間なら安心という考えも間違っています。
今年パロマやミツトヨなどの民間企業の不祥事があれだけ起きたというのに。

公務員を叩いて自分の生活が楽になればいくらでも叩きますよ。
でも実際はそうではありません。
重要なのはいかに意見を提案できるかという事、問題の本質を見失わない事。
そしていつか自分が事故を起こすかもしれないという気持ちを忘れない事だと思います。

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