イトーヨーカ堂、北海道と東北の全14店を閉店へ…多くの店舗でヨークベニマルなどが事業引き継ぐ方向郡山店と福島店の閉店で既にF県からの撤退が決まっているイトーヨーカドー。
ただ、白河の関以北から完全に姿を消すのは予想外でした。
有名なスーパーだけにこのニュースを聞いて驚かれた方も相当いらっしゃると思います。
以前にも触れましたが、イトーヨーカドーの閉店に関しては私の地元では
22年前に通った道です。
そのため、私もこのスーパーの動向に関しては非常に興味深く見ています。
地域住民のために食料品売り場だけでも残してほしいという声もあるでしょう。
しかし、それをやって上手くいかないのは、イトーヨーカドー白河店の跡地に出店して失敗した
サンユー白河店と
わしおマイタウン店が証明しています。
これらの閉店から、多くの方が時代の流れには逆らえないと痛感されられました。
これは私の想像ですが、F県の県南地域の方々にとってイトーヨーカドーというスーパーは、
『過去の店』というイメージがあるのではないでしょうか。
もちろん別の場所で営業しているのはご存知であると思いますが、
私にとっては白河市の歴史の中でかつて存在していた店という感覚があります。
跡地は現在
マイタウン白河になっており、今では建物以外にイトーヨーカドーの面影はありません。
知らない方にここが20年以上前はイトーヨーカドーであったと説明してもピンとこないでしょう。
昔の写真を見せるなどしないと当時の活気は説明できません。
余談ですが以前に
白河厚生総合病院があった場所には現在
ヨークベニマル白河横町店が営業しています。
そこはいつも買い物客で賑わっており、私も近くを通る際はよく利用しています。
ここのヨークベニマルの盛況を見るとイトーヨーカドー白河店が衰退したのは立地のせいではなさそうです。
多くの人が入る魅力的なお店にするにはどうすればいいのでしょうか?
私もすぐにはアイディアが浮かびません。
経営陣も頭を悩ませている問題だけに難しいです。