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国会図書館に関するQ&A

国会図書館への寄贈で疑問に思った事があったので、
電話して直接聞いてみました。


Q1.パンフレット(よくわかる納本制度)には『電子資料の優先順位はDVD>ビデオテープ』となっているが、
  BDとDVDではどちらが優先されるか?
A1.電子資料の優先順位は、現在最も普及されているメディアが優先されます
  ただ、今の所は同一内容のBDとDVDが寄贈されたら両方保存します

Q2.対象となる電子資料はいつからの物になるのか?
A2.2000年以降の物が対象になります。書物に関しては特に期限の制限はありません

Q3.寄贈以外で納入するにはどのような方法があるか?
A3.個人からの要請があれば、国会図書館が製作元へ督促し納入させます
  ただし、個人から製作元への納入を促す事はできません
※要するに『私が連絡→国会図書館が督促→製作元が納入→国会図書館が受入』という流れ
※また、Q2.の関係から1999年以前の電子資料は督促できないのではと推測する

Q4.対象物が古く、新品の入手が困難だったり、製作元が倒産した場合はどうするのか?
A4.頑張って新品を入手して貰い、寄贈して頂くしかありません

Q5.民間出版物の物を寄贈したのに、お礼状が収集第二係の名前になっているのはどうして?
A5.お礼状を作るのは収集第二係の仕事だからです
  ちなみに、雑誌に関しては逐次刊行物・特別資料課受入係が窓口とお礼状作成を行っています

※収集第一係と収集第二係の違いは、あくまで対象物の受入窓口の違いに過ぎないとの事。実際の作業は別の部署が行う


疑問に思った事を丁寧に答えて頂きました。
以上のQ&Aを見る限り、電子資料の保存に関しては高い壁があるのだと感じます。
せめて中古の電子資料を受け入れてくれればいいのですが。

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