毒を吐いた文章かも
- 2007/01/25 18:14
- カテゴリー:その他
どんどん悪い情報が出てきますね。
ネット上ではマスコミによる過剰放送・過剰批判だという意見も結構目立ちます。
しかし、ここまで不祥事が止まらないと言う事は
単に企業としての立ち回りが下手なだけなのでしょう。
情報化社会といわれているこの御時世
非常に注意深くしていかなければいけないはずなのに。
順調に発展をしている企業というのは
多少こういった不祥事があっても大きな被害になりません。
テレビのスポンサー料の話もありますが詳しいソースが掴めないので省略。
企業の「舞台裏」を容易に見せないように気を配っている事だと思います。
スポーツ選手でも発言に気を遣っている方は大勢いますし。
不二家はそこまで大きな企業ではありませんからより。
尤も、不二家の場合はそれ以前の問題、
単に企業運営が稚拙だというだけの話かもしれません。
そこまで優れた会社ならそもそもこうした事は起こっていないと思います。
あるある大辞典の不祥事も同時期に出たので比較したくなりますが
不二家とはまた別個の問題だと思います。
番組制作サイドの環境を詳しく見ないと何とも言えません。
こうした職場が激務なのは知っていますし製作時間に追われていたのも容易に想像できます。
だからと言って弁護をするつもりはさらさらありませんが。
まあ、この事例では消費者にもある程度の非はあるのかもしれませんが
不二家の場合はそれが全くありませんから救いが無い。
大きな不安に縛られていたという様子は微塵も感じられませんでした。
報道していないのでは、という意見も出ると思いますがそれならトップはその説明責任をすべき。
会見でも誠実に働いている社員を庇う発言も無く経営陣の能力が伺えました。
消費者の信頼を裏切った代償は果てしなく重い。
ネット上にはこうした報道に対するマスコミ批判が数多く出ていますが
ソニー叩き(という表現も変ですが)に対しては疑う人が少ないという不思議さ。
数々の不祥事を起こしていますが他の企業を遥かに超える失態だとは思えません。
売上が減少したという些細な記事でも信じてしまう人が多いような気も。
壊れやすい製品で被害を被ったという人がネットユーザーには多いのかもしれません。
だとしたら、こうした記事に対してもよりリテラシーを働かさなければいけないと思いますが・・・
自分が動かされやすい立場にあるだけに。
「ネット上では自分が信じたい事を信じる人が多い」
と言われていますがまさにそうかもしれません。
単に「悪の大企業」と考えている人も中にいるかも(トヨタなども同類で)。
悪いとは言いませんが、主張がダブルスタンダードになる危険性もあるので自分の考えをしっかり持つ事が大切だと思います。
マスコミ批判の立場になるとネット重視になる人も多い事でしょう。
ただ、既存メディアとは比べ物にならないほどネットは優れているという考えは論外で。
こんな事例もありましたから。
「絶対」を求めてはいかんという事で。
結局、マスコミを変えるには月並みになりますが受け手一人一人の意識からなのかもしれません。
遥か彼方の目標で絶望感を感じるかもしれませんが。
かつての人類も目指し続け、長い歳月をかけそれでも到達しませんでしたから達成されるのはいつになるのだろうか。