単行本で変更された究極の超人タッグ編で有名なセリフ
- 2025/02/09 20:26
- カテゴリー:キン肉マン
久しぶりにキン肉マンについての話をします。
マッスルショットアートブックの記事を除けば半年ぶりです。
現行の連載(38巻以降)で時間超人が登場したということで再び注目されているキン肉マンII世の究極の超人タッグ編。
私がこの作品を評価していないのは連載当時から変わっていません。
超神編で時間超人が登場すると知った時も「今更このネタを引っ張るのか」と思いましたし。
総合的には「光る箇所はいくつかあるけれど、それ以外の部分が全て評価できない」という感じです。
数年前にも似たようなことを語りましたが、この作品の終了後は
「もうキン肉マンなんて見たくもない」
という気持ちでいっぱいでした。
「次のシリーズの完璧超人始祖編が面白い」という話を聞いても、読もうという気持ちが全く湧かなかったほどです。
再び38巻以降を読むようになったのはオメガ・ケンタウリの六鎗客編(2018年ごろ)でした。
そこから超神編のロビンマスク対ランペイジマンまでは連載を追っていたのですが…それ以降は読んでいません。
バベルの塔での戦いでそれまでの面白さを感じられず脱落してしまいました。
ジェロニモ対エクスキューショナーは面白かったのですが。
その後の展開もブックオフで単行本を流し読みしていますが、ここで読むのをやめたのは正しい判断だったと感じています。
気が付けば自分語りになってしまいました。
究極タッグ編の話題に戻します。
キン肉マンファンの方にはご存知だと思いますが、このシリーズでは単行本で変更された有名なセリフが存在します。
(単行本には変更された旨の注意書きなどはありません)
Web上では修正前のセリフの画像がアップロードされているので、どのように変更されたのかを確かめるのは容易です。
ですが自分の目でそれを拝むには連載当時の雑誌を入手するしかありません。
そのため現在では実物を見ることが困難になっています。
ただ、国会図書館には過去に発刊されたプレイボーイが保存されています。
昨日の東坡食譜の件と同様、現地へ足を運んだ際にそのセリフが掲載された号を確認し、該当のページを複写してきました。
一番大変だったのはセリフが載っていた号の特定です。
当初目星を付けていた号は違う話でしたのでその前後の数号を申し込んで閲覧しました。
現在もそうですが、この漫画は休載する時が多いので何号前(何号後)に目的の話があるのか計算しにくいのですよ。
というわけでこのシリーズの中で特に有名なセリフをご紹介します。
まずは私が好きなキャラが発したこちらから。
(一応ネタバレなのでここでページを区切ります)
![](https://gfan.jpn.org/diary/files/medias/diary/2025020901m.png)
※プレイボーイ 2010年6月14日号(No.24) 146ページより引用
キン肉マンスーパーフェニックスと思われるキャラが発した『アブストラクト・フェニックス』。
以前にも当サイトでネタにしました。
次のコマでは受け手であるマンモスマンもこの言葉を口にしています。
![](https://gfan.jpn.org/diary/files/medias/diary/2025020902m.png)
※プレイボーイ 2010年6月14日号(No.24) 147ページより引用
単行本では『アブソリュート・フェニックス』と変更(修正)されました。
『絶対的な』(Absolute)をAbstract(抽象的な)と勘違いしたことから生まれたこのセリフ。
作者や編集の不勉強さを茶化されていますが、私個人としては
『アブストラクト・フェニックス』という語感は非常に気に入ってます。
仕方ないとはいえ単行本で修正されたのを見た時は少し寂しかったです。
なお、5年前に取り上げた時はロマサガRSのSSストライフを『フードの神』と言いました。
その記事の半年後にまさか本当にフードの神と戦うことになるとは想像していなかったです。
超神編の最初は正義超人側が圧倒される展開を期待していたのですが…
続いてはこのコマを見てから私が半年近く究極タッグ編を読まなくなったというこちらのセリフ。
![](https://gfan.jpn.org/diary/files/medias/diary/2025020903m.png)
※プレイボーイ 2008年11月3日号(No.44) 142ページより引用
ある意味このシリーズで一番有名なセリフ、マンモスマンの「ウメーウメー」。
単行本では「パゴッパゴッ」に変更されてしまいましたが、あまりのインパクトだったからでしょうか。
読者の方々からこのセリフの記憶が消えることはありませんでした。
先程の『アブストラクト・フェニックス』とは異なり、このセリフを変更する理由は見当たりません。
あまりに知性が感じられないセリフでしたのでマンモスマンのイメージを悪くさせないために変えたのでしょうか?
しかし、この次の話で口にしたマンモスマンの「ウメ~ッウメ~ッ」というセリフは単行本でもそのままです。
私は凡人ですので作者であるゆでたまご(敬称略)の感性がよく分かりません。
前述の通り、この『ウメーウメー事件』の影響で私は半年近く究極タッグ編の連載を追うのを止めました。
このコマを見た時の失望感は相当でしたね。
「ようやく面白い流れになったかな」と思ってからのこれです。
まあ、この現象はこのシリーズに限らずキン肉マンII世という作品全体でよくあることなのですが。
以上が単行本で変更された究極の超人タッグ編のセリフで特に有名なものになります。
この記事を作成している途中で気が付きましたが、両方ともマンモスマン関係の内容ですね。
マイケルの正体がマンモスマンだと判明した瞬間は非常に盛り上がったのですが。
その話のプレイボーイが発売された週にmixiで『マンモスマン』という単語がトレンド入りしたのは今でも覚えています。
引用元のプレイボーイの号を記載しましたので、興味がある方は国会図書館で閲覧されるか
Amazonなどでバックナンバーを購入されてはいかがでしょうか。
幸いにも本日(2025年2月9日)時点ではAmazonにて安価で購入できる状態です。
単行本では決して目にすることができないセリフですので実物を確かめたい方は是非ご検討ください。
マッスルショットアートブックの記事を除けば半年ぶりです。
現行の連載(38巻以降)で時間超人が登場したということで再び注目されているキン肉マンII世の究極の超人タッグ編。
私がこの作品を評価していないのは連載当時から変わっていません。
超神編で時間超人が登場すると知った時も「今更このネタを引っ張るのか」と思いましたし。
総合的には「光る箇所はいくつかあるけれど、それ以外の部分が全て評価できない」という感じです。
数年前にも似たようなことを語りましたが、この作品の終了後は
「もうキン肉マンなんて見たくもない」
という気持ちでいっぱいでした。
「次のシリーズの完璧超人始祖編が面白い」という話を聞いても、読もうという気持ちが全く湧かなかったほどです。
再び38巻以降を読むようになったのはオメガ・ケンタウリの六鎗客編(2018年ごろ)でした。
そこから超神編のロビンマスク対ランペイジマンまでは連載を追っていたのですが…それ以降は読んでいません。
バベルの塔での戦いでそれまでの面白さを感じられず脱落してしまいました。
ジェロニモ対エクスキューショナーは面白かったのですが。
その後の展開もブックオフで単行本を流し読みしていますが、ここで読むのをやめたのは正しい判断だったと感じています。
気が付けば自分語りになってしまいました。
究極タッグ編の話題に戻します。
キン肉マンファンの方にはご存知だと思いますが、このシリーズでは単行本で変更された有名なセリフが存在します。
(単行本には変更された旨の注意書きなどはありません)
Web上では修正前のセリフの画像がアップロードされているので、どのように変更されたのかを確かめるのは容易です。
ですが自分の目でそれを拝むには連載当時の雑誌を入手するしかありません。
そのため現在では実物を見ることが困難になっています。
ただ、国会図書館には過去に発刊されたプレイボーイが保存されています。
昨日の東坡食譜の件と同様、現地へ足を運んだ際にそのセリフが掲載された号を確認し、該当のページを複写してきました。
一番大変だったのはセリフが載っていた号の特定です。
当初目星を付けていた号は違う話でしたのでその前後の数号を申し込んで閲覧しました。
現在もそうですが、この漫画は休載する時が多いので何号前(何号後)に目的の話があるのか計算しにくいのですよ。
というわけでこのシリーズの中で特に有名なセリフをご紹介します。
まずは私が好きなキャラが発したこちらから。
(一応ネタバレなのでここでページを区切ります)
![](https://gfan.jpn.org/diary/files/medias/diary/2025020901m.png)
※プレイボーイ 2010年6月14日号(No.24) 146ページより引用
キン肉マンスーパーフェニックスと思われるキャラが発した『アブストラクト・フェニックス』。
以前にも当サイトでネタにしました。
次のコマでは受け手であるマンモスマンもこの言葉を口にしています。
![](https://gfan.jpn.org/diary/files/medias/diary/2025020902m.png)
※プレイボーイ 2010年6月14日号(No.24) 147ページより引用
単行本では『アブソリュート・フェニックス』と変更(修正)されました。
『絶対的な』(Absolute)をAbstract(抽象的な)と勘違いしたことから生まれたこのセリフ。
作者や編集の不勉強さを茶化されていますが、私個人としては
『アブストラクト・フェニックス』という語感は非常に気に入ってます。
仕方ないとはいえ単行本で修正されたのを見た時は少し寂しかったです。
なお、5年前に取り上げた時はロマサガRSのSSストライフを『フードの神』と言いました。
その記事の半年後にまさか本当にフードの神と戦うことになるとは想像していなかったです。
超神編の最初は正義超人側が圧倒される展開を期待していたのですが…
続いてはこのコマを見てから私が半年近く究極タッグ編を読まなくなったというこちらのセリフ。
![](https://gfan.jpn.org/diary/files/medias/diary/2025020903m.png)
※プレイボーイ 2008年11月3日号(No.44) 142ページより引用
ある意味このシリーズで一番有名なセリフ、マンモスマンの「ウメーウメー」。
単行本では「パゴッパゴッ」に変更されてしまいましたが、あまりのインパクトだったからでしょうか。
読者の方々からこのセリフの記憶が消えることはありませんでした。
先程の『アブストラクト・フェニックス』とは異なり、このセリフを変更する理由は見当たりません。
あまりに知性が感じられないセリフでしたのでマンモスマンのイメージを悪くさせないために変えたのでしょうか?
しかし、この次の話で口にしたマンモスマンの「ウメ~ッウメ~ッ」というセリフは単行本でもそのままです。
私は凡人ですので作者であるゆでたまご(敬称略)の感性がよく分かりません。
前述の通り、この『ウメーウメー事件』の影響で私は半年近く究極タッグ編の連載を追うのを止めました。
このコマを見た時の失望感は相当でしたね。
「ようやく面白い流れになったかな」と思ってからのこれです。
まあ、この現象はこのシリーズに限らずキン肉マンII世という作品全体でよくあることなのですが。
以上が単行本で変更された究極の超人タッグ編のセリフで特に有名なものになります。
この記事を作成している途中で気が付きましたが、両方ともマンモスマン関係の内容ですね。
マイケルの正体がマンモスマンだと判明した瞬間は非常に盛り上がったのですが。
その話のプレイボーイが発売された週にmixiで『マンモスマン』という単語がトレンド入りしたのは今でも覚えています。
引用元のプレイボーイの号を記載しましたので、興味がある方は国会図書館で閲覧されるか
Amazonなどでバックナンバーを購入されてはいかがでしょうか。
幸いにも本日(2025年2月9日)時点ではAmazonにて安価で購入できる状態です。
単行本では決して目にすることができないセリフですので実物を確かめたい方は是非ご検討ください。