エントリー

アニメ版王位争奪編で感じた細かな内容

長かったキン肉マン キン肉星王位争奪編のアニメの感想もこれで一区切り(本当か?)。
最後という事で1つの記事にするほどでもない点について述べます。
他の方が突っ込まないであろう本当に些細な内容だらけですが(汗)。
(一応ネタバレなのでここでページを区切ります)



1. 可愛かったナチグロン

アニメ版の王位争奪編を視聴して一番感じた点がこれです。
とにかく、

「ナチグロンかわええ」

これに尽きます。

まさかこのキャラがここまで可愛かったなんて私も完全に予想外でした。
以前までは「キン肉マンさん!肉ですよ!」(元ネタはパチスロ?)
と話していたイメージしかありませんでしたし。
劇中の活躍という点でも、全編を通してスグルを思いやる場面が多かったのが印象的でした。
長沢直美(永澤菜教)氏の熱演も光っていたと思います。

余談ですが、先日、アニメ1期でナチグロンの声を担当されていた山本圭子氏が亡くなられました
ご冥福をお祈りします。


2. 女性キャラの作画の良さ

終盤になるにつれ良い作画のシーンが増えましたが、メインの超人だけではなく
脇役である女性キャラに対しても全力だったと思います。
マリさんやナツ子、ビビンバはもちろん、キン肉星王妃(キン肉小百合)やフェニックスシズ子まで。
あまりの作画の良さに「このアニメってキン肉マンだよね?」と思う時もありました。

確かにスグル対フェニックスの時のマリはキン肉マンというより
ファンタジーアニメ・ゲームのキャラに見えました。
演出としては嫌いではありませんが『キン肉マン』という作品からすると少し浮いているような気もします。
最後の最後までスグルを信じていた姿は感動しましたが。


3. 英雄譚としての『予言者』の存在

アニメ版でのオリジナルキャラですが、このキャラの存在により
王位争奪編が持つ『キン肉スグルの英雄譚』という意味合いが更に強くなりました。
賛否があると思いますが、設定が曖昧だった原作に比べると上手く話がまとめられて
良かったのではないでしょうか。
王位争奪編だけを視聴された方でも内容が理解しやすくなりましたし。

個人的には超人予言書の成り立ちが明確になったのが良かったと思います。
原作でも『誰が作ったのか』という点は非常に気になりましたし。
こうしてフォローされたとはいえ、突っ込みだらけの存在である事実は変わりないのですけどね(汗)。


4. 瀬木具地アナウンサーの上手さ

1期の吉貝アナウンサーに代わって実況を担当した瀬木具地アナウンサー。
現実の格闘技の実況とキン肉マンというフィクションでの実況とのバランスが取れた良いマイクだったと思います。
現実のように淡々と実況されても困りますし、フィクションだからといって
必要以上にリアクションされるのもそれはそれで白けてしまいます。

また、全体的に声が高く聞き取りやすかったのも良かったです。
ギャグ担当である中野さんとの役割分担もしっかりしていました。
王位争奪編の試合にはなくてはならない存在でしょう。


5. 意外と早かったレオパルドンの登場

みんな大好きレオパルドン。
そのレオパルドンが登場したのは第3話である『ゴングは鳴った! 決戦5対2の巻』です。

個人的にはもう少し後で登場すると思っていました。
それだけに3話目で登場したのを見た時はビックリしましたね。
「退場だけではなく、登場もこんなに早かったんだ」と感じて(笑)。


6. 作画ミス?

第40話の『見たか! 地獄変身超人の巻』で作画ミス?を発見。

  

上の画像の画面下部の中央(赤丸部の箇所)にゴミのような黒線がありました。
先日配信された動画の時間帯ですと16:19~16:20と16:24~16:34のシーンになります。
オメガマンが高圧線タワーを取り込んでキン肉マンとネプチューンマンに反撃した場面です。

発生したのはわずか11秒間だけでしたがこれは一体何だったのでしょうか?
DVD版Blu-ray版でも残っているのでしょうか?
他に指摘された方もいらっしゃいませんでしたし謎です。


7. マンモスマンの鼻と牙は衣装?

マンモスマンの予言書が完全に燃え尽きたシーンを見て気になった点。



※キン肉マン キン肉星王位争奪編 第39話「さらば!貴公子ロビン」の巻より引用

激闘を繰り広げたロビンマスクと共に存在が消滅したマンモスマンの形見。

「えっ、マンモスマンの鼻と牙って衣装だったの?」

原作では服と鎖だけが残ったはずですが。
あの強烈なノーズフェンシングとビッグ・タスクはこの衣装のおかげだったのですね。
カナディアンマン辺りに貸してやりたいです。


8. 図々しい雪男マン

フェニックスとの決着後にみんながスグルの下へ駆け寄ったシーン。



※キン肉マン キン肉星王位争奪編 第46話「キン肉マンよ永遠に!!」の巻より引用

親族や友人でもないのにスグルの近くに駆け寄ってきた雪男マン(赤丸部のキャラ)。
この優遇は1期の最初のオープニングに登場したからでしょうか?



※キン肉マン 第1話「キン肉星からの使者の巻/アメリカから来た男の巻」より引用

いずれにしてもこの図々しさは私も見習いたい所です。


9. フェニックスシズ子の声優はときメモでおなじみの中友子氏

X(Twitter)で見かけた衝撃の事実。



※キン肉マン キン肉星王位争奪編 第46話「キン肉マンよ永遠に!!」の巻より引用

フェニックスシズ子の声の担当は、ときめきメモリアルの紐緒結奈役やウォーザードのタバサ役、
ちびまる子ちゃんの藤木茂役でお馴染みの中友子氏。
配信を視聴していた時は全く気が付きませんでした。
声の雰囲気が上記3キャラとは全く違っていましたし。

このキャラの登場は最後の3話だけでしたが存在感が大きかったですね。


ひとまずこれで今回のアニメ版王位争奪編の配信で感じていた点を全て語れました。
先日も語りましたが、このアニメは決して手放しで褒められる完成度ではありません。
それでも光る箇所は多く何だかんだで全体として楽んだのは確かです。

今後気になった内容をこの記事へ追記する可能性はあるかもしれません。
しかし、王位争奪編についての新たな記事の作成は当面はないでしょう。





さて、溜まっている完璧超人始祖編のアニメをそろそろ消化していかないと。
今日の放送で4話目になりますが、まだ0話しか視聴していません。
課題をするような気持ちで一気に見るのは精神的に宜しくありません。
少しずつ楽しみながら視聴していきましょう。

ページ移動

トラックバック

  • トラックバックはまだありません。

トラックバックURL

https://gfan.jpn.org/diary/trackback/2144

コメント

  • コメントはまだありません。

コメント登録

  • コメントを入力してください。
登録フォーム
名前
メールアドレス
URL
日本で一番高い山は?(漢字で)(スパム対策)
コメント
閲覧制限

ユーティリティ

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

ページ

  • ページが登録されていません。

ユーザー

過去ログ

Feed