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借りが大きすぎるスーパーフェニックスさん

一向に36巻以前から離れようとしないキン肉マンの話。
王位争奪編後にスーパーフェニックスが辺境の惑星で耕していた理由について。
(一応ネタバレなのでここでページを区切ります)



以前に私は『予言書を燃やし、存在を消してしまったオメガマンのグッズの賠償から逃げるため』と書きました。
アニメ版はともかく原作の38巻以降では生き返らなかった事が確定したので。

しかし、王位争奪編のアニメ配信期間中にX(Twitter)を眺めていると、
このようなツイートのやり取りを見かけました。







まるっさ氏の2024年6月30日のツイート(その1その2)と
 オレ流アキラ氏の2024年6月30日のツイートより引用


このまるっさ氏とオレ流アキラ氏のやり取り。

要は、

「即位前提で発注しまくった各特殊リングの請求金額から逃げた」

という見解です。


確かに準決勝以降、ほとんどの試合でフェニックスは凝った仕掛けを用意していました。
中には飛車角の迷宮と血縄縛りの門のような試合と関係のない所にまでギミックを施す始末。
ですのでこれらのツイートを読んだ時、私は思わず「なるほど!」と思いました。

きっとスグルがフェニックスに補佐官の就任を打診したのも

「さっさと働いてキン肉王家が肩代わりした発注費用を返してもらおうか!」

という意図があったのですね。
オレ流アキラ氏が省略した地獄の地下道と石垣リング、最終決戦のリングを加えれば
相当な額になると思われます。
フェニックスをいくらこき使っても足りませんね。
あっ、アニメ版で貸し切った温泉料金も払ってください

スグルは決勝戦後、あれだけ好き勝手に暴れたフェニックスを許しました。
ですが、

「許すことなどなにもない…(けど、それとこれとは話は別)」

という事なのでしょう。
いくら仲が良くなってもお金の恨みというものは恐ろしいですからねえ。
即位後に届いた大量の請求書を見た時にはらわたが煮えくり返ったのは想像に難くありません。
「死ぬなーっ、フェニックス」の件と合わせてスグルが恐ろしくなり、姿をくらましたのも頷けます。



当然ですが王位争奪編の舞台は日本、各発注業者も日本企業です。
もちろん超人ドルは使えません、日本円で支払う必要があります。

ちなみに王位争奪編の決勝戦がジャンプ本誌で掲載されていた時期は1986~1987年、
アニメ版の放映時期は1991~1992年でした。
その頃のUSドル/円の為替レートは大体下記になります(世界経済のネタ帳より引用)。

・1986~1987年:1USドル/168~144円

・1991~1992年:1USドル/134~126円

・2024年7月30日:1USドル/154円後半(参考)


バブル景気からバブル崩壊に陥り円高に振れていった頃ですか。
恐らく超人ドルもUSドルと同じように円高になっていったのでしょう。


キン肉星王位継承サバイバルマッチの終了後、気が付けば日本はデフレに突入してしまいます。
そして円の価値が高くなり、いくら働いても完済できない事に気が付くスーパーフェニックス。
これを予想して辺境の地に身を潜めたのですか。
さすがフェニックス!あふれる知性が冴え渡ります。

まあ、38巻以降の設定に従えばバブル崩壊前にスグルの下へ戻ってしまうのですけどね。
スグルも完璧超人始祖編が終わった頃には発注費用を支払い終わり、この件を水に流したのでしょう。
「ますますキン肉マンに借りができてしまったな」というレベルではないですよ、スーパーフェニックスさん(笑)。

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