freoのTinyMCEを5.10.9に更新
- 2024/03/03 21:36
- カテゴリー:freo
先週、freoの過去ログの表示方法をプルダウン形式に変更しましたが、
その際に記事作成時に使用しているTinyMCEも更新しました。
(むしろその日はこちらの作業がメインでした)
今まで4.8.3を使用していましたが、今回の作業でTinyMCE 5の最新版である5.10.9へのバージョンアップを実施。
本当でしたらTinyMCE 6に更新したかったのですが、改行方法がpタグからbrタグへ
変更できなかったため見送りました。
過去ログの表示方法の変更と同様、今回も下記のサイトを参考にしました。
○freoカスタマイズ集
管理人様:ccc氏
記事のタイトル:freoにTinyMCE5を導入する
また、TinyMCE5の5.10.9と日本語化ファイルのダウンロード先は下記です。
・Self-hosted releases(古いバージョンのダウンロードページ)
・Language Packages(古いバージョンの言語パックもダウンロード可能)
ただ、前述のサイトの通りに作業を実施すると、ヘルプでのバージョンが5.4.1と表示されてしまいます。
使用しているファイルはバージョン5.10.9ですので、このままでも恐らく問題はないと思います。
それでも、可能であれば正しい表示に直したいと感じ少し手を加える事に。
『templates/internals/admin』にあるheader.htmが原因である事にはすぐに気が付きました。
そのため、まずはここに入力されている『tinymce@5.4.1』を『tinymce@5.10.9』に変更してみる。
しかし、このように変更してしまうとfreoからTinyMCEが起動してくれません。
『https://~~@5.10.9/tinymce.min.js』というURLにファイルは存在しているのにどうしてだろう、
と思いつつ更に調査を進めます。
そして約30分後、下記のサイトより『integrity』についての情報を入手する。
○havin' a coffee break
管理人様:珈琲豆氏
記事のタイトル:“script”要素~“integrity”属性
これによりheader.htmlの『integrity』には、バージョン5.10.9のファイルに対応する
正しいハッシュ値を入力する事が分かりました。
「じゃあ、TinyMCEのCDNはどこにあるんだ?」
と思い、適当に『TinyMCE CDN』でGoogle検索を行うと下記のサイトに辿り着く。
tinymceのCDNページ(cdnjsより抜粋)
これが分かれば話は早いです。
Versionを『5.10.9』、Asset Typeを『JavaScript』に選択し、一番上に表示されている
『tinymce.min.js』からファイルのURLとSRIハッシュをコピー。
(右に表示されているアイコンからコピーが可能です)
そして、それらをheader.htmlの『src』と『integrity』に貼りつけて保存しましょう。
具体的にはheader.htmlを下記の様に設定します。
アップロード後、成功していればヘルプでも5.10.9と表示されます。
これでTinyMCEの更新作業は完了です。
軽微な修正でしたが私の不勉強から意外と時間がかかってしまいました。
正直に申し上げますと、今までこのプラグインに関してはバージョンが古くてもあまり気にしていませんでした。
ただ、本体に脆弱性が存在しているのは確かで、新しいバージョンにした方が安全だろうと感じ
重い腰を上げて更新を実施する事に。
なお、今まで使用していた4.8.3の更新日は2018年9月13日で、今回の5.10.9は2023年11年15日。
5年以上も古いバージョンを使い続けていました。
ここまで無頓着なのはまずかったです。
これで2~3年は更新しなくても大丈夫でしょう。
新しいバージョンでbrタグでの改行が可能になるまでこれで乗り切りたいと思います。
もっとも、その頃にはfreo自体のサポートが終了されてしまう可能性の方が高そうですが…
せっかくだからfreoカスタマイズ集さんにこの記事のトラックバックを送りたい!
と意気込んでいましたが、当然先方では既にトラックバック機能は停止されていました。
もし受け付けていらっしゃれば十数年ぶりのトラックバック送信になったのですが。
少し残念でした。
※freoの記事が増えてきたので、カテゴリーに『freo』を追加しました
その際に記事作成時に使用しているTinyMCEも更新しました。
(むしろその日はこちらの作業がメインでした)
今まで4.8.3を使用していましたが、今回の作業でTinyMCE 5の最新版である5.10.9へのバージョンアップを実施。
本当でしたらTinyMCE 6に更新したかったのですが、改行方法がpタグからbrタグへ
変更できなかったため見送りました。
過去ログの表示方法の変更と同様、今回も下記のサイトを参考にしました。
○freoカスタマイズ集
管理人様:ccc氏
記事のタイトル:freoにTinyMCE5を導入する
また、TinyMCE5の5.10.9と日本語化ファイルのダウンロード先は下記です。
・Self-hosted releases(古いバージョンのダウンロードページ)
・Language Packages(古いバージョンの言語パックもダウンロード可能)
ただ、前述のサイトの通りに作業を実施すると、ヘルプでのバージョンが5.4.1と表示されてしまいます。
使用しているファイルはバージョン5.10.9ですので、このままでも恐らく問題はないと思います。
それでも、可能であれば正しい表示に直したいと感じ少し手を加える事に。
『templates/internals/admin』にあるheader.htmが原因である事にはすぐに気が付きました。
そのため、まずはここに入力されている『tinymce@5.4.1』を『tinymce@5.10.9』に変更してみる。
しかし、このように変更してしまうとfreoからTinyMCEが起動してくれません。
『https://~~@5.10.9/tinymce.min.js』というURLにファイルは存在しているのにどうしてだろう、
と思いつつ更に調査を進めます。
そして約30分後、下記のサイトより『integrity』についての情報を入手する。
○havin' a coffee break
管理人様:珈琲豆氏
記事のタイトル:“script”要素~“integrity”属性
これによりheader.htmlの『integrity』には、バージョン5.10.9のファイルに対応する
正しいハッシュ値を入力する事が分かりました。
「じゃあ、TinyMCEのCDNはどこにあるんだ?」
と思い、適当に『TinyMCE CDN』でGoogle検索を行うと下記のサイトに辿り着く。
tinymceのCDNページ(cdnjsより抜粋)
これが分かれば話は早いです。
Versionを『5.10.9』、Asset Typeを『JavaScript』に選択し、一番上に表示されている
『tinymce.min.js』からファイルのURLとSRIハッシュをコピー。
(右に表示されているアイコンからコピーが可能です)
そして、それらをheader.htmlの『src』と『integrity』に貼りつけて保存しましょう。
具体的にはheader.htmlを下記の様に設定します。
アップロード後、成功していればヘルプでも5.10.9と表示されます。
これでTinyMCEの更新作業は完了です。
軽微な修正でしたが私の不勉強から意外と時間がかかってしまいました。
正直に申し上げますと、今までこのプラグインに関してはバージョンが古くてもあまり気にしていませんでした。
ただ、本体に脆弱性が存在しているのは確かで、新しいバージョンにした方が安全だろうと感じ
重い腰を上げて更新を実施する事に。
なお、今まで使用していた4.8.3の更新日は2018年9月13日で、今回の5.10.9は2023年11年15日。
5年以上も古いバージョンを使い続けていました。
ここまで無頓着なのはまずかったです。
これで2~3年は更新しなくても大丈夫でしょう。
新しいバージョンでbrタグでの改行が可能になるまでこれで乗り切りたいと思います。
もっとも、その頃にはfreo自体のサポートが終了されてしまう可能性の方が高そうですが…
せっかくだからfreoカスタマイズ集さんにこの記事のトラックバックを送りたい!
と意気込んでいましたが、当然先方では既にトラックバック機能は停止されていました。
もし受け付けていらっしゃれば十数年ぶりのトラックバック送信になったのですが。
少し残念でした。
※freoの記事が増えてきたので、カテゴリーに『freo』を追加しました