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除湿機のリコール対応で引き取り料金を受け取るまで

  • 2023/08/16 12:00
  • カテゴリー:その他
今年の4月に公表されたパナソニック製除湿機のリコール
私が13年前に購入した製品も該当していたため、すぐさま公式サイトから回収手続きを行いました。


しかし、手続きから1ヶ月以上経過しましたが何の音沙汰もありません。
Twitterで調べてみると私と同じような状態になっている方がいらっしゃるようです。
既に届いたという方もいらっしゃるので人によって違うのでしょうか?
もしくは交換の方から優先して対応している?

対象製品が大量にあるので作業に遅れが生じるのは仕方ありません。
また、私の場合は現金との交換ですし家では除湿機を使用していないので急いでいる訳ではありません。
それでもここまで連絡が無いと本当に大丈夫なんだろうかと不安になります。



そして手続きをしてから2ヶ月あまり。
仕事から家に帰ってくるとそれはそれは大きい荷物が届いていました。

 

ようやく除湿機回収キットが届きました。
袋に品名が記載されていたとはいえ、最初に見た時は「何これ?」と思いました。

こんな大きな荷物を事前連絡無しで送ってくるパナソニックのこの神経。
私の場合は家に受け取れる人間がいますが一人暮らしの方などはどうすればいいのでしょうか。
不在の家庭にかさばるお届け物を運ばされたヤマト運輸の配送員の方が可哀想ですね。


いつまでも置いておいて部屋の場所をとるわけにはいきません。
さっさとこの回収キットを使って廊下に放置していた除湿機を発送してしまいましょう。
まずは袋を開けて中身を確認します。



発送用のダンボールと底板です。
リコールでの発送の際には元々あった箱と緩衝材は不要です。
緩衝材を入れようにもこのダンボールは元々の箱より小さいので入るスペースがありません。


  

発送に必要な梱包部材一式とお詫び状です。
梱包作業の際はこれらを用いればいいので自分でテープなどを用意する必要はありません。
また、同梱されている送り状には発送先と発送者の情報が印字されているので
梱包後は箱に貼りつけるだけです。
リコールだけあってこの辺りの対応はしっかりしています。

それでも、4月下旬という梅雨のシーズン直前に公表したのは今でもどうかと思います。
もちろんいつ公表しても困る方が出てくるのは理解しています。
ですが、猶予期間が1ヶ月強では全ての方の交換対応が間に合うはずがありません。
公表後は除湿機自体が品薄になりましたし、何の準備もできないまま
梅雨を迎えたという方も多いのではないでしょうか。

もしかしたら

「リコール品だけど今シーズンだけ使おう。数ヶ月だけなら大丈夫なはず」

という方もいらっしゃったのでは?
非常に危ない考え方ですね、やめるべきです。


 

返送に関する案内書。
ダンボールの組み立て方など梱包から発送までの手順が記載されています。

基本的にはこの案内書を見て作業をすれば問題ありません。
これに従って進めていけば困る事はないはずです。
ただ、出来ない事はないですが、一人ですと組み立てたダンボールに除湿機を入れるのが少し大変です。
作業者を確保できるのでしたら二人で作業した方が良いと思います。
実際、私は除湿機を入れる時だけ父に手伝ってもらいました。


いよいよ梱包作業に入ります。
廊下に放置していた箱から除湿機を取り出します。



お世話になったこの除湿機ともいよいよお別れです。
この姿をじっくり目に焼き付けましょう。

念のためリコールの対象製品かどうかを確認する。

 

『F-YHFX120』、リコール対象となっている製品で間違いありません。
なお、私の除湿機にはありませんが、製品によっては『〇〇年製』という表示の左側(左の写真の赤枠部)に
製品番号(ロットナンバー)が印字されているものがあるようです。
この製品の場合は品番と『〇〇年製』が製品番号の代わりなのでしょうか、よく分かりません。


次に排水用タンクに水が入っていないかどうかを確認します。

 

私の場合は何年も使用していないので大丈夫だと思いますが、
タンクの中に結露が発生している可能性もゼロではありません。
念のため問題がないかどうかを確認しました。

回収キットの袋とダンボール本体にも大きな文字で記載されているこの作業。
ここまで注意喚起をしているにも関わらず、配送中や受取時はきっと

「ダンボールから水が漏れてる!」

というトラブルが発生しているのでしょうね…


除湿機本体の確認が終わりましたら発送用のダンボールを組み立てます。



テープは同梱されていた封緘用テープを使います。
誤って封緘に失敗した、またはテープを紛失したという場合は…
仕方がないので手持ちのテープで封をしましょう。
組み立ての際はダンボールの中に底板を入れるのを忘れずに。
入れなくても大丈夫だろうとは思いますがメーカーの指示には従うべきです。

これも

「しまった!底板を入れるのを忘れてた!」

という方がいらっしゃった事でしょう…


天面に封をしたら後はそこに送り状を貼りつければ作業完了です。



封をする際、ダンボールへのテープ張りでミスをしてしまい、
フラップの隙間がテープの端に寄ってしまいました。
私はこのまま発送しましたが貼り直した方が良かったかもしれません。
到着が確認できるまでは少しヒヤヒヤしました。

案内書にはヤマト運輸への集荷依頼の手順が記載されています。
しかし、私の場合は直接持ち込める環境でしたのでそのまま営業所へ向かいました。
着払いですので特に難しい作業はなく、作業の方にリコール品を渡して終わりです。
後はパナソニックから引き取り料金が届くのを待ちましょう。



リコール品の発送から3週間後。
帰宅すると父から私宛の現金書留が渡されました。

 

相変わらず何も連絡もなく届くリコール対応の発送物。
人によっては受け取るだけでも一苦労だと思います。
とはいえ引き取り料金の事前連絡まで要求するのは酷でしょう、仕方ありません。


せっかく頂きました2万円です。
大事に使いたいと思います。
でも2万円では同等機種が買えないのが現実です。
既に除湿機を使用していない私の場合はともかく、現役で使用していた方にとっては
あまりありがたくないかもしれません。



これで私の除湿機のリコール品の回収対応が終了しました。
手続きから3ヶ月弱、長かったです。
私は簡単な作業をしただけですので、大変だったのはパナソニックと
巻き込まれたヤマト運輸・郵便局の方でしたが。
リコールによる損害は計り知れません。

所持していた家電のリコールは初めてでしたのでとりあえず備忘録を残しました。
Twitterではようやく回収キットが届いたという方が見受けられます。
リコールの規模が規模だけに未だに届いていないという方もいらっしゃるでしょう。
当サイトを見つけられるかどうか分かりませんが、そうした方のお役に立てればと思います。

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