ナックル暴投ワイルドピッチ

除湿機を使う場合は基本的に一日中電気を入れたままにします。
当然、出かける時も装置を点けたままにしますから火災に遭わなくて本当に良かったです。
運が悪ければ家に着いたら建物がなくなっていたという可能性があった訳なので。
18年間で発火件数が12件、それ以外にもニュースにならない発熱による故障もあるでしょう。
事故による損失の規模を考えると決して無視できる確率ではありません。
私も最初は「回収は梅雨が明けてからでいいか」と思っていました。
しかし、そういう甘い考えでいるとババを引かされそうな気がしますので、
今回は素直にすぐメーカーに送るようにします。

とはいえ、我が家ではここ数年は使用していなかったのでリコールによる痛手はそこまでありません。
雨などで洗濯物が乾きにくい場合は乾燥機のお世話になっているため、除湿機の出番はあまりありませんでした。
ただ、人によっては昔の私のようにフルシーズン使用している家庭もあるでしょう。
これから梅雨のシーズンに入りますし、リコールは冬の乾燥している時期に実施すべきだったと思います。
需要が高まった影響で既に市場では除湿機全体が品薄になっていますし。
果たして製品交換の方は6月までに交換対応が完了するでしょうか？


私の場合は古い機種ですので\20,000で引き取ってもらう事になりました。
\44,200（5年保証込み）で購入したとはいえ、減価償却という面から考えると
既に価値がなくなっているものです。
得をしたと言えば得をしたのでしょうか？
まあ、火災のリスクが潜在されたまま使用していたのでそのお詫び金として受け取る事にします。

しかし、2万円では同等機種は買えませんから代替機が必要な方は困りますね。
パナソニックの除湿機を選んだ方はハイブリッド式に魅力を感じた人も多いでしょうし。
「今更他のメーカーに乗り換えるのも…」と思われる方も多いと思います。
そもそも、除湿機は空気清浄機に比べると種類が少ないのであまり選り好みはできません。
急ぎで必要な方は適当に選んで用意する事になりそうです。


回収手続きは本日の午後に完了しました。
後は回収キットの到着を待つだけです。
今回、物置から除湿機を運びましたが、中をよく見てみると既に使っていない備品が一杯でした。
物置の整理も兼ねてそれらを燃えないゴミに捨てる事にしました。

さすがに1日で全てを片付けるのは無理なので今後も少しずつやっていきたいと思います。
父が亡くなるまでにできるだけ家の中を軽くしたいのですがなかなか難しいです。
使っていなくても父がまだ残しておきたいと言っている物もありますし。
事前に「〇〇は××に持っていく（売る）ように」と伝えてもらうとありがたいのですけどねえ。