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サタノファニ全巻をブックオフへ売ります

  • 2021/06/14 20:41
  • カテゴリー:その他
「肉体が罪の意識に耐えられても、精神はそれに耐えられるの?」

美依那、あなたは作中で罪の意識に苦しんでいた描写がありましたか?

「私達は運が悪かったんだ、玲音なんかとは違うし望みなんてありゃしないんだ」

霧子よ、あなたがそんな運命論に大人しく従う人間だとは思いませんでした。
以前までのあなたは自分の運命を乗り越える性格だったはず。
今の姿を仁奈が見たら激しく失望するでしょうね。

どんな事があっても自分の人生です。
たとえ精神が耐えられなくなっても、運が悪くてもそれを乗り越えていくしかないのでは?
こんな連中を七英雄と比較した自分が恥ずかしくて仕方ありません。


真聖教団編に入ってから面白くない時は本当につまらない回が続いています。
それでも、いつかきっと面白くだろう。
そう思いながら我慢して読み続けてきて今回の話です。

まさか、主人公の兄で物語のキーマンである道隆との接触をこんな形で終わらせるとは。
話の幅を自ら狭めた作者の山田氏には心底ガッカリしました。
進め方によっては、本心や目的を隠しながらの共闘や暗躍など物語を面白くできる要素が数多くあったはずです。
羽黒刑務所時代に会っていた人間同士だっただけに尚更そう感じます。
それだけに、この展開にはどうしても納得できませんでした。

そして、最終ページには意味不明な新キャラの投入。
ここまで露骨なオシシ仮面状態になると読んでいる方も呆れるしかありません。
どうして現在劇中で頑張っているキャラ達を信じる事ができないのか。
意味不明な教祖の弱体化、女医を含め若本以外全く役に立っていない五菱の連中。
読んでいて本当にウンザリします。


前述の通り、作者に期待を持ちながら連載を追っていましたが、我慢の限界です。
私は今後この作品を読むのをやめます
先日購入したカラー本を除き、購入した単行本も全てブックオフに持っていって売ってしまいます。
そのカラー本も国会図書館への納品状況次第ではブックオフ行きです。
作品に罪はありませんが、資料として購入したCHARON(全2巻)も運命を共にしてもらいましょう。
以前にオークションで落札したゲーマーズのカチュアの特典は1巻にでも挟んでおきましょう。

好きな漫画を連載中に嫌いになるなんて思いもよりませんでした。
真聖教団編は明らかに前シリーズである天童組編とは雰囲気が違います。
ギャグ要素を排してシリアスな展開に持っていきたいのだと思いますが、
残念ながら作者のアイディアに力量が追いついていません。
Twitterの発言だけではなく、前作のDEATHTOPIAのオマケ漫画でも自覚はあるようですが、
期待して読まされる方としてはたまったものではありません。

国友氏のように、斑鳩やシルバーガン、レイフォース、オウガ系のゲーム、
サガシリーズのような強烈なテーマ性がある作品は描けないのでしょう。
エデンの檻終盤からCHARONの流れを見るとそれがよく分かります。
サスペンス物を投げっ放しで終わらせた後、再びサスペンス作品(バトル要素含む)を連載するなんて
常識的な作家ならとてもできません。


こんな事になるなんて本当に残念で悔しいですし悲しいです。
しかし、好きなキャラだったカチュアの動向を追う気力すらなくなりました。
一時期は咲-Saki-の京太郎とカチュアでいつかクロスオーバー物の小説を書きたいとおもっていたのに。
逆に書く前に作品ごと嫌いになって良かったかもしれません。
嫌いになる前に完結したヒットマンとは対照的な結末を迎えてしまいました。

これでコンビニで立ち読みをする漫画が全て無くなりました。
彼岸島やアオアシ、カノジョも彼女の展開が気になりますが、コンビニに寄って読みたいという程ではありません。
Web漫画で楽しみにしているJKからやり直すシルバープランも最近は微妙です。

こんな状況ですが、気になる作品が始まったら連載を追うのでしょう。
私が二度と漫画を読まなくなるなんて事はありえませんから。
漫画だけではなく小説も含め、面白い作品を探すという気持ちは忘れないようにしたいです。

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