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2,480円(+300円)をかけたちっぽけな実験

  • 2013/12/22 19:09
  • カテゴリー:ゲーム
前回からの続き。
変換器自体のキーアサインを変更できないか確認するため
Wii/GC Magic Path IIを分解してみる。



構造自体は単純で、本体の裏の3ヶ所にあるプラスネジを開けるだけ。
特殊なドライバーは特に必要ありません。
そして、全てのネジを取り外すとこんな具合になります。



よく見てみると基板の部分にプラスネジが付いています。
このままでは取り外せないのでこれも外しましょう。



コントローラの変換器だけあって構造は非常にシンプルです。
この変換器は\2,480もしますが構造自体は国内の安価な製品と変わりません。
まあ、変換器が複雑な構造をしては生産が大変ですし、
これ以上高くなっては買う方も二の足を踏むので別に良いでしょう。
大体、この製品が比較的高価なのは輸入品だからだと思いますし。



ただ、基板のはんだ付けはお世辞にも上手いとは言えません。
日本のもう少し高価な製品でしたらNGになるような品質でしょう。
動作に問題が無ければはんだの出来は問わないでしょうが、
これは少し酷い気もします。
『変換器が動作しない』という報告が出るのも、
このはんだが原因になっているのも少なからずあるでしょう。
まあ、海外のメーカー、それもどこが作っているのか分からない所に
日本並の品質を求めるのは無理でしょうから仕方ありません。
この辺りは『海外製だから仕方がない』と割り切るべし。



さて、いよいよ基板のキーアサインに関する場所を見ていく事にします。
調べていくと、どうやら上の画像の部分が関係しているように感じます。
この部分だけはんだ付けが妙に綺麗ですし。
このはんだを吸いとって配線を外せばいけるかもしれません。

とりあえず、はんだを吸いとって配線を取り外してみます。

「なかなか外れないなあ。えいっ!」





ブチッ

何という事でしょう、配線が切れてしまいました。
どうやら、この基板の配線は上の画像の白い端子の部分に
完全に圧着されていたみたいです。
はんだを取れば配線を繋ぎ直せると思っていましたが甘かった。
やけになって他の部分も試してみましたがやはりダメでした。


結局、今回の実験では\2,480(+送料\300)を
無駄にするだけの結果に終わりました。
それでも、変換器の中身がどうなっているのか分かって勉強になりましたし、
諦めもついたので個人的にはスッキリしました。
これは変換器に頼らず自分でスティックを作れという事ですね。
部材は揃っていますし失敗覚悟でやってみますか。
ただ、作業は基本的に外で行うのですが、
最近は休日に雪が降ったりするのでなかなか作業しようという気になれません。
作業をした時にスムーズに行くようにせめて塗装だけでもやっておきますか。

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