ナックル暴投ワイルドピッチ

さすがに1920×1200のワイド画面は大きいですね。
最初見た時はあまりの広さに感動しました。
ドット欠けが全く無かったのも嬉しい限り。
奥行きも、以前までのCRTとは比べ物にならないほど小さいので
省スペース的には最適です。
色合いは、今まで使っていたCRTがヘボかったために逆に綺麗に感じるくらいでした。
肝心の視野角は上下の映り込みが少し甘いかなと感じたり。
左右の視野角は強いのですが上下の視野角はあまり強くないと思います。
尤も、普通に使う分には問題の無い程度ではあります。
上から見下ろして使う事なんてめったにありませんから。



PCゲームをする際に自動的に4:3の比率の表示になるのはありがたいです。
左右に黒い帯が出来ますが、無理して引き伸ばされるよりはマシでしょう。
デスクトップ画面を4:3比率の表示にしたい場合はグラボの設定により黒帯を付けて対応させる事が可能です。
私の場合はRADEON HD3870のCatalystを使って設定ができました。
Geforceの場合はどうすれば良いのかは知りません（汗）。

そういえばゲーセンの液晶筐体でも同じような事がありました。
左右に黒帯を付けてうまく4:3に対応させている液晶ディスプレイが。
中には設定ミスで無理矢理引き伸ばされている筐体もありましたが（汗）。
あの違和感は少し見てみればすくにばれますね。
ゲーセンの店員の怠慢でしょう。



ピボット機能が対応しているので早速使いました。
やはり縦画面表示は迫力があります。
ゲームは少ししかやっていませんがライデンファイターズが縦画面で不都合なくやれたのには感動。
前述の通り上下に黒帯が発生しますが気になるほどではないでしょう。
「ピボット対応液晶を買ってよかったなあ」と思った瞬間でした。
時が経つにしたがって不満点が出てくるのかもしれませんが、今はこの迫力を十分に楽しみたいと思います。

各種端子に関してはノーコメント。
対応する機械があまりありませんから検証がうまくできません。
ただ、GCをコンポーネントで繋ぐ事も一応出来ます。
どれくらい綺麗に写るのかが少し不安でしたり。

欠点は、他のサイトでもあった通り
右下のタッチパネルを利用しての画面調節がやりづらい事です。
そう頻繁に触るところでは無いので慣れればどうというと事もないのですが。
ボタンで無駄なスペースを取られるよりマシだともいえます。
それでもこの操作性の悪さは何とも言えません。
だれか仕様が出た段階で忠告する人はいなかったのでしょうか（爆）。

これだけの機能を持つ液晶ディスプレイが5万近くで買えるなんて。
技術の進歩は凄いものがあると思います。
韓国メーカーがこれだけのものを作るのですから日本のメーカーももっとしっかりしないと。
三菱電機のMDT242WGもピボットが出来て変な不具合さえなければ十分候補でした。
液晶ディスプレイはどの製品も一癖も二癖もあって選ぶのに骨が折れます。